旧統一教会と自民党、改憲案が「一致」 自民議員連盟が自衛隊明記と緊急事態条項新設の条文案を発表2024年6月22日

https://johosokuhou.com/wp-content/uploads/2024/06/ice_screenshot_20240622-210034.jpeg

*自民党

憲法改正の実現を目指すための自民党の議員連盟が改正案の具体的な内容や条文案を取りまとめました。

NHKの記事によると、自民党の議員連盟がまとめた案だと9条を改正して自衛隊を明記するとともに緊急事態条項を新たに設けるとした条文案となっており、自衛隊の明記に関しては「平和と独立を守るため自衛隊を保有する」というような文言を盛り込むことで一致。

緊急事態条項では武力攻撃や大規模な自然災害、感染症のまん延などで国民生活に甚大な影響が生じる場合に内閣が緊急事態を宣言し、議員任期の特例を設けて、選挙を実施しなくても延長することが可能になるとしていました。
これから党執行部でこの条文案を審議する方針で、採用となった場合はこの内容で国会の憲法改正議論も進むことになりそうです。

ちなみに、緊急事態条項や自衛隊明記は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の改憲目標とほぼ同じ内容であり、旧統一教会騒動の後も自民党の方針は変わっていないと言えるでしょう。

 自民 議員連盟 自衛隊明記と緊急事態条項新設の条文案を作成
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240621/k10014488101000.html

憲法改正の実現を目指す自民党の議員連盟は、9条を改正して自衛隊を明記するとともに緊急事態条項を新たに設けるとした条文案をとりまとめました。党執行部に提出し議論を加速させたいとしています。

憲法改正の実現を目指す自民党の議員連盟は国会の会期末を前に、21日に会長の衛藤元衆議院副議長や二階元幹事長らが出席して国会内で会合を開きました。

そして「自衛隊の明記」と「緊急事態条項の新設」を盛り込んだ条文案をとりまとめました。

 

以下略