旧文通費改革、岸田首相「誠心誠意対応する方針変わらず」…維新の反発受け

2024/06/12

 岸田首相(自民党総裁)は12日午後、国会議員に支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革について、「自民党として誠心誠意対応していく。この方針は変わっていない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BB1o3Z5c.img?w=533&h=400&m=6&x=173&y=146&s=189&d=189

首相官邸に入る岸田首相(12日午前)

首相官邸に入る岸田首相(12日午前)© 読売新聞

 旧文通費を巡っては、首相と日本維新の会の馬場代表が使途公開や未使用分の国庫返納を義務づける立法措置を講ずることで合意している。首相は合意について、「公党の党首間の合意であり、これは重たいものだ」とも語った。

 自民の浜田靖一国会対策委員長が11日に旧文通費に関し、「すぐに解決する話にはなっていない」などと述べ、国会会期末までに結論を得るのは難しいとの認識を示したことから、維新が反発を強めていた。

関連するビデオ: 岸田総理への批判が自民党内から公然と渦巻く中…街の人が求める総理像は? (テレ朝news)

岸田総理への批判が自民党内から公然と渦巻く中…街の人が求める総理像は?

 

読売新聞のサイトを見る

FRB、政策金利を7会合連続で据え置き…年内の想定利下げ回数は1回に引き下げ

スーパーのエスカレーターで転倒、手すりと床の間に首を挟まれ80歳代女性死亡

京王線が運転再開、つつじヶ丘駅での緊急信号設備点検で一時運転見合わせ