マイナ保険証で優先診察、患者対応の差に違反との声!「受付はマイナ保険証のみ」とする薬局も 国はマイナ保険証に支援金2024年6月7日

*京都市

今年秋に予定されているマイナ保険証(マイナンバー健康保険証)への切り替えですが、それに向けて各地の医療機関でマイナ保険証の利用促進を目指した動きが強まっています。

ANN(テレビ朝日)の記事によると、国はマイナ保険証の利用者増加を目指してマイナ保険証の利用者を増やした病院には最大20万を支給すると表明。
これを受けて今まで「お薬手帳」と「保険証」の持参を呼び掛けていた医療機関もマイナ保険証の利用を促し、中にはマイナ保険証の利用者を極端に優遇している病院があるとされています。薬局によっては健康保険証の受付を拒否している場所があるほどで、マイナ保険証の優遇診察などの対応も見られました。健康保険証しか持っていない人が多い上に、特定の患者だけが結果的に優遇されているとしてこのような動きには「法律違反」「憲法に触れているのでは」と懸念や疑問を投げかける声が多いです。
国はマイナ保険証の利用促進を目指すとして強引な行為も黙認している印象があり、そのような宣伝手法が結果的にマイナ保険証離れを加速させている要因にもなっています。

 マイナ保険証“優遇”に戸惑いの声…法的に問題ない?利用率6% 国は普及に“総力”
https://news.yahoo.co.jp/articles/e10b605f36e4d27e0fab1c9af0de4dcbc911b08a

国が医療機関に支援金を出して推し進めている『マイナ保険証』の普及策。現在、キャンペーンの真っ最中です。マイナ保険証を優遇するなどの状況が生まれ、病院や薬局の窓口で“戸惑いの声”が上がっています。

武見厚生労働大臣(4月):「5月、6月、7月と3カ月間『マイナ保険証利用促進集中取組月間』、総力を挙げて取り組んでまいります。医療現場においては、窓口での呼びかけが重要です」マイナ保険証の利用者を増やした病院には最大20万円。クリニックや薬局には最大10万円が支給されます。

 

以下動画等略