長谷川岳・参院議員、北海道議にも自身の選挙などで威圧的言動か…自民党道連の調査に3人が証言 2024/05/27

 自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)から威圧的言動を受けたと、道議会の最大会派「自民党・道民会議」に所属する複数の議員が自民党道連の調査に対して証言していることが27日、道連幹部への取材でわかった。道連は事実関係を確認した上で、長谷川氏を注意する方針だ。

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威圧的な言動が問題となっている長谷川岳氏

威圧的な言動が問題となっている長谷川岳氏© 読売新聞

 道連幹部によると、一部道議が長谷川氏から 叱責(しっせき) を受けたなどの情報があり、道連が今月、会派所属の全道議53人を対象に聞き取り調査を実施した。

 その結果、3人の道議が長谷川氏から威圧的言動を受けたと回答。このうち、2022年の参院選で長谷川氏以外の自民党候補を支援した道議は、「平等な支援」を威圧的に迫られたと証言したという。

 道連会長の中村裕之衆院議員は27日午前、読売新聞の取材に「威圧的言動は改善する必要がある」と述べた。

 長谷川氏を巡っては今年3月、自治体職員に対して威圧的言動をしていたことが判明。札幌市幹部らとの打ち合わせで、「あんたから1回もありがとうもクソもメールもない」「ブチ切れるよ」などと発言していた。市は、原則として長谷川氏との打ち合わせを録音することを決めた。

 また、道庁でも、国の予算成立時に、道職員が一斉に長谷川氏への「お礼メール」を送信したり、長谷川氏の参院特別委員長就任時に祝電を送る予定の道幹部をリスト化したりするなど、行き過ぎた対応が問題となっている。

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