４月２９日に３４年ぶりの１ドル１６０円台を記録したドル円相場ですが、昼過ぎに突然の円買いドル売りがあり、一気に１６０円台から１５５円台まで円高方向に動きました。

政府日銀が為替介入を実施したと見られ、今も１５５円台を割り込む水準まで一気に変動しています。神田財務官は記者団に対し、「今はノーコメント」と述べ、内容については言及しませんでした。

前回の為替介入では５兆円規模の資金が動いたことから、今回の同じくらいの規模で実施した可能性が高く、これからどこまで為替介入の影響が続くのか世界中の投資家らが注目しているところです。

以下動画等略

神田真人財務官、為替介入観測に「ノーコメント」 「２４時間対応できる準備」と牽制

2024/04/29

記者団の取材に応じる財務省の神田真人財務官（中央）＝２９日午後、東京都千代田区（今仲信博撮影）© 産経新聞

財務省の神田真人財務官は２９日、円相場が急騰し、市場で政府・日本銀行が為替介入に踏み切った観測が出ていることについて「為替介入の有無について申し上げることはない。ノーコメント」と述べた。財務省内で記者団の取材に答えた。

神田氏は「為替相場の状況についてコメントするのは不適切だが、円相場の激しい変動が国民経済にもたらす悪影響には看過しがたいものがある」と指摘。その上で「介入かどうかは申し上げないが、２４時間３６５日、対応できる準備をしている」と改めて市場を牽制（けんせい）した。

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一時1ドル＝160円台突破も一転154円台に…為替介入か神田財務官「ノーコメント」

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