福島汚染水タンクで腐食発見…日本「問題ない」

2024/04/16

福島原発に面する海[中央フォト]

福島原発に面する海[中央フォト]© 中央日報 提供

福島原発汚染水を入れたタンク3基で腐食が見つかったという事実を東京電力が国際原子力機関(IAEA)に通知した。

15日(現地時間)、IAEAは日本の汚染水保存用タンク3基で見つかった部分的な腐食と塗装の剥がれについて、最近東京電力から報告を受けたと明らかにした。

問題のタンクは2011年福島原発事故で汚染された水を多核種除去設備(ALPS)で処理した後に保存したタンクだ。

該当のタンクに含まれていた汚染水はすでに放流工程に移った後だったのでタンクは空いていた。東京電力はこの空のタンクを点検する過程で腐食を確認した。

東京電力側はIAEAに「評価の結果、腐食がタンクの『構造的完全性』に影響を及ぼすものではなく、内部にあった水が外部に漏れ出ることもなかった」と主張した。

IAEAは「腐食問題は処理水の放流とは関連がなく、安全に対して危険を招くことはなく環境に及ぼす影響もない」とした。

また「損傷したタンクは修理を経て再び汚染水保存のための用途として使われる予定」としながら「日本原子力規制当局に関連事実を伝えて調査中であり、当局と引き続き連絡を取っている」と付け加えた。

汚染水はALPS工程を経ると放射性物質トリチウム(三重水素)は残るが、日本はタンクでトリチウム濃度を水で希釈する工程を経て海に放流している。

 

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