感染力はインフルエンザの6倍!マスクでは防げずワクチンも不足「麻疹(はしか)パンデミックの現実」2024.4.2
ワクチン不足のなか、麻疹が流行しつつある© フォトライブラリー
人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」が3月6日に大阪城ホールで行ったライブの観客の中に麻疹(はしか)に罹った患者がいたことが公式サイトで報告され、医療関係者たちに緊張が走っている。2月以降、計8人の麻疹感染者が報告されていたが、いずれも2月24日にアラブ首長国連邦(UAE)から関西空港に到着した旅客機の乗客だった。
人気女子プロレスラー、ジャガー横田(62)の夫で「ジャガークリニック」院長の木下博勝医師(56)は「このまま感染が拡大すると、死者が出るおそれがある」と警鐘を鳴らす。
「麻疹は飛沫や接触感染だけでなく、空気感染もする。同じ空間にいるだけで感染する可能性があります。麻疹ウイルスは空気の流れに乗って広範囲に拡散します。麻疹ウイルスの抗体を持っていない人はその空気を吸い込んだだけで、容易に感染します。インフルエンザウイルスやコロナウイルスはマスクである程度、感染を予防できますが、麻疹ウイルスは非常に小さく、マスクをすり抜けてしまう。感染拡大が懸念されます。
麻疹ウイルスの感染力は強力です。まわりが抗体を持たない人たちばかりだった場合、患者1人で12人〜18人に感染させるといわれています。同じ状況で患者1人で2〜3人に感染させるとされるインフルエンザウイルスの6倍の感染力です。しかも、コロナウイルスだと感染しても発症しないケースが多々ありますが、麻疹ウイルスに感染すると90%以上の人が発症します。特効薬はなく、それぞれの症状を抑える対症療法しかありません。麻疹ウイルス感染後は10~12日間の潜伏期間を経て発症し、発熱や咳など風邪のような症状が2~3日続いた後、全身に発疹が出ます。発熱の仕方が特徴的で2日ほどで一度下がりますが、再び40度近くまで上がり、高熱が1週間ほど続きます」
高熱だけでも相当に辛いが、麻疹の恐ろしさは合併症にある。
「肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化すると脳炎を引き起こし、1000人に1人の確率で死亡します。また、非常に稀ではありますが、感染後、麻疹ウイルスが脳内に潜伏し、ゆっくりと脳炎が進行し、数年〜10年後に亜急性硬化性全脳炎を発症することがあります。発症すれば、植物状態を経て死に至る麻疹の最悪の合併症です」(木下氏)
木下医師の抗体価も下がっていた©木下氏提供© 本人提供
また、妊娠中に麻疹に感染すると流産・早産・死産が3~4割の確率で起きることは広く知られており、妊婦健診では、妊娠初期に風疹・麻疹の抗体について血液検査が行われる。妊娠中は風疹・麻疹のワクチン接種を行うことはできないため、ワクチンの接種歴を確認しておくことが重要だ。
MR(麻疹・風疹)ワクチンは出荷調整により入荷できない状況に©木下氏提供© 木下氏提供
麻疹の流行の兆しがある今、感染予防にはワクチンが有効である。多くの人は幼少期に接種しているはずだが、ワクチンが有効かどうかは接種歴だけでなく、抗体価が重要となる。木下氏が解説する。
「51歳より上の世代は麻疹ワクチンを打っていません。感染によって抗体を持っている人が多いと思います。ただ、実際に抗体があるかどうかは、血液検査をしてみないと分かりません。僕も血液検査をしてみたのですが、麻疹の抗体は14.2(EIA法)で基準値の16(EIA法)を下回っていました。現在は麻疹ワクチンは2回接種ですので、抗体を持っている人が殆どかと思います。1回接種だった世代(1977年~1990年生まれ)は接種から30年くらい経つと抗体が弱くなります。2回接種している若い世代でも抗体価が落ちている場合があります。血液検査で抗体価を調べることをお勧めします。ただし、保険適応にならないので自費の検査になります」
都内在住のYさん(22)が留学に備えて抗体価を調べたところ、抗体価は基準以下の6.5だった。2歳と9歳の2回、予防接種を受けており、念のために受けた抗体検査だったが、意外な結果を受け、3回目のワクチン接種を決めたという。
「現在、麻疹単体のワクチンはなくて、風疹と麻疹の混合ワクチンを接種しました。1万3000円しました。思ったより高くてびっくりしましたが、ワクチンの在庫があるクリニック自体が全然なくて、5軒まわってようやく見つけました」(Ýさん)
木下氏によると、ジャガークリニックにも麻疹ワクチンに関する問い合わせが殺到しているという。
「ワクチン接種の前に抗体検査をすることをお勧めしています。抗体がある人は打つ必要がないですし、打たないでほしいのです。というのも本来、麻疹ワクチンは小児が接種するために生産されているからです。すでにメーカーの出荷調整によるワクチン不足が始まっており、大人が接種すると、本来打つべき小児に行き渡らなくなる。しかも、大人のワクチン接種は保険がきかず、自費になりますので値段は1万円以上と高価です」
厚労省は3月26日、国内の麻疹感染者の数が昨年の7割にあたる20人に達したと発表した。うち14人がアラブ首長国連邦からの帰国便で感染が確認された男性とかかわっている可能性があるという。
BUMP OF CHICKENがライブを行った大阪城ホールの収容客数は1万6000人。公式Xを見た限りでは、感染していた客が公共交通機関を使用したか否かなど詳しい情報はない。もしその客が新幹線や飛行機、電車、バスなどを使用していたら……麻疹パンデミックはいつ起こっても不思議ではない。その前に打てる手は打っておきたい。
取材・文:吉澤恵理
薬剤師/医療ジャーナリスト
「はしか感染者が早くも20人。だから早くワクチン接種を」という日本の報道。だから全然大流行じゃないから
2017年〜2024年の麻疹の日本の報告数の推移
BDW
はしか感染者が早くも20人、拡大の懸念…子どものワクチン接種率は低下傾向
読売新聞 2024/03/24
麻疹の世界的流行を注意喚起するポスターが掲示された関西空港の入国エリア(19日、大阪府内で)
感染力が強い麻疹(はしか)の患者が、国内で相次いで確認されている。世界的な流行の影響で、今年は海外渡航者を中心に少なくとも20人になり、昨年1年間の3分の2を超えた。子どものワクチン接種率が下がっており、専門家は感染の拡大を懸念する。
「世界で流行している感染症です」。厚生労働省の関西空港検疫所は、入国エリアに各国の麻疹の感染状況などを示したポスターを貼り、自動音声でも注意を促している。2月24日にアラブ首長国連邦から到着した旅客機の乗客10人と、関空などにいた3人が麻疹と診断されたことを受けて警戒を強めている。
日本は2015年、世界保健機関(WHO)から土着ウイルスが存在しない「排除国」と認められた。以後の感染は海外から持ち込まれたウイルスによる。厚労省などによると19年は744人の患者が報告された。コロナ禍の20~22年は各10人以下だったが、23年は28人に増加。今年は3月22日現在、8都府県で少なくとも20人になる。
WHOによると23年、世界の患者は約32万人で前年の1・8倍だ。浜田篤郎・東京医大特任教授(渡航医学)は「コロナ対策に注力した結果、主に途上国で子どもの麻疹ワクチン接種が滞り、流行した」とする。
麻疹の感染力は極めて強い。免疫を持たない集団では、1人が平均12~18人にうつすとされる。空気中に浮遊する粒子を吸う感染もあり、マスクや手洗いだけで予防できない。
有効な対策は2回のワクチン接種だ。1990年4月2日生まれ以降は、公費助成がある定期接種を2回受ける機会があった。50歳代以上は、接種していなくても、幼少期に感染して免疫を持つ可能性が高い。
現行の定期接種は1歳と小学校入学前の子どもだが、接種率は低下傾向にある。特に2回目は深刻だ。2022年度は過去10年で最低の92・4%となり、流行を防ぐための目標値「95%以上」を下回った。
神奈川県衛生研究所の多屋 馨子けいこ 所長は「定期接種の対象年齢になったらすぐ接種してほしい。感染歴がなく、母子手帳などの記録から2回の接種が確認できない人は、免疫が不十分な可能性が高いので、海外渡航前にワクチン接種の検討が望ましい」と呼びかける。
厚労省は21日、患者の増加でワクチンの需要が高まる可能性があるとみて、卸売業者に対し、定期接種を確実に進めるため、小児科などに優先してワクチンを供給することを要請した。
投稿ナビゲーション
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実際の被害の数値を調べることなくテレビ報道を鵜呑みにして判断するバカの国日本
2024-03-16
国内感染者数わずか11人ではしか(麻疹)流行と煽り報道 ワクチン打て打ての大合唱
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/332.html 2024 年 3 月 16 日
はしか(麻疹)が流行しているというので、何万人感染したのかと思ったら、たったの11人。
例によって、マスメディアは効きもしないワクチンを打て打ての大合唱です。
はしかワクチンの予防効果は不明です。
すでにコロナワクチン同様、酸化グラフェンやナノボットが混入していることが判明しており、
どんな副作用が起きるかわかりません。
とにかく打たないことです。
「はしか接種“キャンセル待ち”も 都内病院でワクチン予約急増【スーパーJチャンネル】
(2024年3月14日)」 (ANNnewsCH)
https://www.youtube.com/watch?v=2115lDOiJvU
「はしか感染者相次ぐ 空気感染も ワクチン接種が必要な世代は…」 (NHK 2024/3/13)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240312/k10014388191000.html
「はしかの症状軽視も… ワクチン予防否定するSNSの誤情報に注意」 (NHK 2024/3/14)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240314/k10014390201000.html
「【医師が解説】はしか 国内で11人感染確認、はしかワクチン 2回目必要? 副反応は?
【Nスタ解説】」 (TBS 2024/3/14)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1055276
(関連情報)
「はしかの世界的流行「国内も注意必要」武見敬三厚労相、ワクチン接種呼びかけ (産経)」
(拙稿 2024/3/9)
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/308.html
「子ども用麻疹、おたふくかぜ、風疹、水痘ワクチンに、ナノボット群、量子ドット、
自己組織化ハイドロゲルが含まれている (Ana Mihalcea)」 (拙稿 2023/9/14)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/731.html
「すれ違うだけで感染することがある麻疹の患者が発生…
子供のワクチン接種率の回復が急務なワケ (森戸やすみ President Online)」
(拙稿 2023/6/20)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/526.html
「はしか・風疹などの子ども用ワクチンにもグラフェンが含まれていることが確認された
(ラ・キンタ・コラムナ)」 (拙稿 2021/10/11)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/514.html
以下コメント略
はしか・風疹などの子ども用ワクチンにもグラフェンが含まれていることが確認された (ラ・キンタ・コラムナ)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/514.html 2021 年 10 月 11 日
「ProQuad vaccine & Graphene Oxide」
(ORWELLITO rumble動画 8分28秒 2021/10/6)
https://rumble.com/vnf7cj-proquad-vaccine-and-graphene-oxide.html
* ある匿名医師が、生後9ヶ月から3歳に接種される、はしか、おたふく風邪、風疹、
水痘ウイルス用ProQuad製ワクチンを光学顕微鏡により分析。
* 別に購入した還元型酸化グラフェン(reduced graphen oxide)粉末と比較。
* ティッシュ、縮れたおの、棒状、リボン状など形状により分類、比較した。
* 画像で分かるように両者は非常に似ており、子ども用のワクチンにも
酸化グラフェンが含まれていると考えられる。
* グラフェンに関する特許が、スペイン政府特許局公式サイトに掲載されている。
"KR 20210028065A KIM H S Phyiological saline containing graphene dispersion and corona virus vaccine using the same"
--------(要約引用ここまで)-----------------------------
最初に新型コロナワクチンにグラフェンがはいっていることを発表した、
スペインのラ・キンタ・コラムナの動画です。
やはり、予想した通り、他のワクチンにも含まれているようです。
とにかく、ワクチンは打たないことです。
(関連情報)
「インフルエンザ・ワクチンを含めてワクチンは当分打たないのが賢明である」
(拙稿 2021/10/10)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/505.html
「COVID-19の正体 「酸化グラフェン」 スペインの研究グループ (BITCHUTE)」
(拙稿 2021/7/6)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/837.html
「[最重要] 新型コロナワクチンに酸化グラフェン、各種金属、寄生虫まで含まれていることが判明
絶対に接種するな!!」 (拙稿 2021/8/31)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/308.html
メディアは、大嘘流します。今ははしかワクチンですね。騙されるな!
2024-03-14
麻疹(はしか)煽りは日本だけではないようだ。やはり財務省の御用学者でしたね
2024年03月13日(水)
麻疹の歴史に見る「ワクチンの威力」。そして、感染症の流行を制御できるのは自然の成り行きだけ、と改めて思う投稿日:2024年2月13日
はしかの世界的流行「国内も注意必要」武見敬三厚労相、ワクチン接種呼びかけ (産経)
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/308.html 2024 年 3 月 09 日
調べ続けて知る「ワクチンにより感染症の流行を抑制した歴史はない」ことを示す膨大なデータ。いかなるウイルスも自然の法則で拡大し、そして自然に終息する
In Deep 2021年1月18日
ワクチン接種が感染状態と社会全体の健康状態を「悪化させる」ことは100年前からの医学的常識だった。そして150年前の惨状から予測する今後の社会
In Deep 2022年2月20日
言い続けたこと・2023「ウイルスは存在しない」2023年12月31日
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ウイルスないのにワクチン打ってた👶💦【予防接種スケジュール】
2023年10月3日
細川ひろしファンクラブさんのツイッターより2022年04月29日
https://mobile.twitter.com/MdHosokawa/status/1519468834876719104
ロシア保健省「我が国は世界で最初にCovid-19の死体を解剖した国であり、徹底的調査の結果、Covid-19はウイルスとして存在しないことが判明した。それはグローバルな詐欺である。人々は拡張電磁放射(毒)で死亡する」
「ウイルスという迷信」が終るとき 2022/01/23
ないのはコロナだけじゃない 10/21マールブルグウイルス 2021/10/21
(このページの新着情報は下に付け加えていきます)
ここに出てくる【分離・純粋化の記録がない病原体】一覧
SARS-COV-1、一般的風邪コロナ、HIV、エボラ、ジカ、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)、
はしか、HPV(ヒトパピローマウイルス)、帯状疱疹、A型・B型・C型肝炎、ロタ、
ジフテリア、破傷風、百日咳、ヒブ、肺炎球菌、ポリオ、インフルエンザ (A型・B型)、
おたふく風邪、風疹、水痘、髄膜炎菌(同B)、MERS(中東呼吸器症候群)、ポリオ、
ウエストナイルウイルス、日本脳炎、結核(BCG)