ファミマの商品に小林製薬の紅こうじ使用!支払い返金へ ビビンバチャーハンなど 飲食会社にも影響拡大2024年3月28日
大手コンビニチェーン店のファミリーマートは弁当やおにぎりなどの食品3点に小林製薬の紅麴(こうじ)を使用していたと発表し、対象の商品は返金すると表明しました。
ファミリーマートの発表によると、対象となっているのは全国のファミリーマートで扱っている「ビビンバ炒飯&サムギョプサル」と「わかめと玉子のクッパ風スープ」、「キムチチャーハン」の3種類です。店舗で商品やレシートと引き換えに返金するとして、ファミリーマートは利用者に注意を促しています。小林製薬の紅こうじはサプリメントだけの話だと当初は言われていましたが、実際には多数の菓子類や弁当などの食品にも使用済みで、今回のファミリーマートのように幅広いメーカーや企業で使われている可能性が高いです。
特に飲食メーカーへの影響は大きく、ネット上でもどの商品が紅こうじを使っているのかと、紅こうじの使用リストも出回っているほどの騒ぎになっています。
ファミマが弁当などの支払い返金 小林製薬の紅こうじ原料3商品
https://www.47news.jp/10714675.html
ファミリーマートは28日、弁当やおむすびなど3商品に小林製薬の紅こうじ原料を使用していたとして顧客に返金すると発表した。想定と異なる成分は含まれないが、安全確保に万全を期す。対象商品は、沖縄県を除く全国で扱う弁当「ビビンバ炒飯&サムギョプサル」、関東や東海の「わかめと玉子のクッパ風スープ」、沖縄県のおむすび「キムチチャーハン」。これまでに計約26万9千個を製造し、19~28日に販売した。
店舗で商品やレシートと引き換えに返金する。問い合わせは通話無料のお客様相談室、電話(0120)079188。
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小林製薬の紅麴騒動、死者報告が4人に増加!腎疾患などの入院は106人 健康被害が相次ぐ 大阪市保健所からは行政処分も
小林製薬の紅麴(ベニコウジ)問題で、新たに2人の死亡事例が報告されたと明らかにされました。小林製薬によると、生前に紅麹コレステヘルプを使用していた方が腎疾患で亡くなっていたとの連絡が2件あり、先日の報告と合わせて死亡事例が計4件に増加したとのことです。死亡との因果関係は現在調査中となっていますが、紅麴の摂取で腎疾患となることは確認済みで、生前に使用した紅麴が何らかの影響を与えた可能性があると見られています。また、腎疾患などで入院したとの報告も106人に増え、大阪市保健所からは食品衛生法に違反するとして行政処分が出たと発表。このような流れを受けて小林製薬の株価も急落中で、3月28日に行われた株主総会は紛糾する事態になりました。
小林社長が株主総会で涙を流していたとの報道もあったほどで、小林製薬は29日に記者会見を行って一連の問題の説明を行うとしています。
紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第5報)
https://www.kobayashi.co.jp/info/20240328/
新たに把握した2件の事象のご報告
生前に紅麹コレステヘルプをお使いになられていた方が腎疾患を伴って亡くなったとのご連絡を、昨日(3月27日)、ご遺族の方からいただきました。
また、生前に紅麹コレステヘルプをお使いになられていた方(2021年以降使用とお伺い)が亡くなったとのご連絡を、同じく昨日(3月27日)に、ご遺族の方からいただきました。
当社としては、現在、これらの2件のいずれについても事実及び因果関係を真摯に確認させていただいている最中ではございますが、速やかな情報開示の観点からご報告申し上げます。
小林製薬の「紅麹原料」が入った機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの健康被害が出ている問題。これまでに、腎疾患などで入院した人は106人に上り、死亡した人は合わせて4人となりました。
いずれも死亡した原因とサプリとの因果関係はわかっていません。
また、入院した人については、主に2023年9月以降に製造されたサプリを摂取しているということです。
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