「非公認以上」処分予定の安倍派幹部4氏、立民・岡田幹事長は「議員辞職に値する」

2024/03/24

立憲民主党の岡田幹事長

立憲民主党の岡田幹事長© 読売新聞

 立憲民主党の岡田幹事長は24日のNHK番組で、岸田首相(自民党総裁)が自民派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、「選挙における非公認」以上の処分を科す方向の安倍派幹部4氏について、議員辞職に値するとの認識を示した。

 4氏は塩谷立、下村博文・両元文部科学相、西村康稔・前経済産業相、世耕弘成・前参院幹事長。岡田氏は「非公認ではとても済まない。きちんと事実を解明し、適切な処分を行うべきだ」と述べた。

 自民の稲田朋美幹事長代理は処分内容の決定を巡り、「説明責任を尽くしてきたかどうかも処分の考慮に入るのではないか」と語った。公明党の石井幹事長は、「厳しい批判を踏まえ、国民が納得するようなけじめのある処分がなされることを期待している」と話した。

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