【警鐘】東日本大震災直前と酷似、千葉県東方沖のスロースリップ現象 東日本大震災では2月から三陸沖で特異なプレート滑りを観測 2024年3月11日

*地震調査委員会

2月27日頃から千葉県東方沖で群発地震が続いていますが、この群発地震は東日本大震災前にも観測されたスロースリップ現象と酷似しています。

東京大学の平田直教授と加藤愛太郎助教らは、東日本大震災の震源付近で3月11日の発生前から、スロースリップ現象が三陸沖で発生していたと報告。発生していたのは2011年2月頃だと分析され、このスロースリップ現象が巨大地震の発生を促した可能性があるとされています。スロースリップとはプレート境界の断層がゆっくりズレ動く現象のことで、巨大地震前になると蓄積されたエネルギーが開放されようとして、周囲の断層を押し上げることでスロースリップ現象が発生。実は東日本大震災で動いた東北地方の断層と隣接しているのが関東地方の沖合に位置している太平洋側の断層で、ここには東日本大震災の影響でズレ動いた断層と動かなかった断層の間に膨大な量のエネルギーが蓄積されているのではないかと分析されているのです。アウターライズ地震とも呼ばれる海溝型地震であり、その前兆現象が一連の千葉県東方沖で起きた地震ということになります。

現時点で断定することは難しいですが、千葉東方沖の群発地震が巨大地震の前兆である可能性は否定できず、東日本大震災から13年が経過した今だからこそ、改めて海溝型地震の発生に注意を強めたいと言えるでしょう。

 【緊急警鐘】東日本大震災直前と酷似している…専門家が分析「スーパー南海地震」が確実に近づいている
https://news.yahoo.co.jp/articles/564289f5b7b0c124b7b60cff1d3aadbf74ce80cd

「千葉県沖でスロースリップによる不気味な揺れが、続発しているのが気になります。’11年3月の東日本大震災前にも、震源地近くでスロースリップによる地震が多発していました。巨大災害の導火線になる可能性があるんです」

こう警鐘を鳴らすのは、元東京大学地震研究所准教授で深田地質研究所客員研究員の都司嘉宣(つじよしのぶ)氏だ。

スロースリップとは、プレート境界の断層がゆっくりズレ動くこと。小さなズレが何度も起きれば、大きな地震を引き起こすことになりかねない。千葉県沖では2月下旬から震度1以上の地震が25回以上発生し、海底が2㎝ほど南東へ動いたと推測される。都司氏が続ける。

東日本大震災、三陸沖で特異なプレート滑り 2月から
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1100P_R11C11A0CR0000/

東京大学の平田直教授と加藤愛太郎助教らは、東日本大震災の震源付近で3月11日の発生前から、海底のプレート(岩板)がゆっくりと滑る特異な現象が起きていたとする研究成果をまとめた。「スロースリップ」と呼ばれ、東海地域では東海地震の前兆とされているが、三陸沖では想定外だった。マグニチュード(M)9.0の巨大地震の発生を促した可能性があるという。詳細を12日に静岡市で開かれる日本地震学会で発表する。

高感度地震観測網
https://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

 

福島第一原発事故から13年、東電が内部ドローン映像を公開!原子炉の格納容器は今も高線量 核燃料デブリの取り出しや廃炉計画は難航2024年3月11日

*東京電力

今日で2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原発事故から13年となりました。東京電力は無人機ドローンで撮影した福島第一原発1号機の原子炉格納容器の内部映像を初めて公開し、今も内部は手つかず状態だと報告。
格納容器内部では金属部分が錆びついており、床には多くの破片が散乱。
震災時の対応で使われたと見られる機械や部品も13年前のまま転がっている状態で、格納容器内部に入ると大量の放射性物質によって映像にたくさんのノイズが入る場面も確認されています。調査途中で不具合が発生したとして映像は途中で終了となっていますが、福島第一原発は2011年3月11日から全く変わっていないことが映像からもわかると言えるでしょう。福島第一原発の廃炉計画は難航中で、核燃料デブリの取り出し作業は延期に延期を重ねています。原発の奥深くには依然として大量の放射性物質が残り続け、詳細な状況はまだ分かっていません。10年どころか20年以上の時間がかかる恐れがあり、改めて原発事故の深刻な被害状況を感じることが出来ます。

 福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器内部気中部調査の実施状況(1日目)について
https://www.tepco.co.jp/library/movie/detail-j.html?catid=107299&video_uuid=15204

 

 

 

2万9000人が今なお避難 第1原発廃炉見通せず 東日本大震災13年
https://mainichi.jp/articles/20240310/k00/00m/040/142000cJR

 戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は11日、発生から13年を迎えた。関連死を含む死者・行方不明者は2万2222人。東京電力福島第1原発事故により今も福島県7市町村に帰還困難区域が約310平方キロ残る。避難者は2月1日現在、2万9328人いる。
発生は2011年3月11日午後2時46分で、三陸沖を震源とする国内観測史上最大となるマグニチュード9・0を観測し、巨大津波が沿岸部を襲った。

福島第一原発事故から13年“最長40年で廃炉”計画に不透明さも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240311/k10014385541000.html

世界最悪レベルとなった、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から13年。懸案となっていた処理水の放出が始まった一方、溶け落ちた「核燃料デブリ」の取り出しをはじめ、ほとんどの工程が延期を余儀なくされていて、最長40年で廃炉を終える計画は不透明さを増しています。福島第一原発では、13年前の東日本大震災の巨大地震と津波の影響で電源が失われ、運転中だった3基の原子炉で核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が発生、大量の放射性物質が放出されました。

 

ジェネ男、「マトモナゼニ愛」研究所 所長

@T20664116

福島第一原発爆破 6 か月後の放射性物質の海洋への拡散シミュレーション。実際は陸へも拡散しています。

 

 

ハム

@U2rm41vNwB5AgpP

#汚染水放出への個人プロテスト 東日本大震災、そして福島第一原発事故から13年。 あれ程の過酷事故を起こしておきながら、まだ原発に縋ろうとする狂気。 「花よ花よ花は咲く   いつかは生まれる君に    私は何を残しただろう」 当時、しきりに流れていた歌です。 一体、何を残したいの?

 

 

以下動画等略

 

能登半島にもいましたが、また性懲りも無く海底ほじくりをやるんですか?

2024-03-11

東日本大震災の震源域、12年ぶり掘削調査へ…日米欧豪チームで巨大津波メカニズム解明目指す

 

海洋研究開発機構を中心とする日米欧豪の国際研究チームは今年9月、東日本大震災を起こした震源域付近で大規模な掘削調査に乗り出す。13年前にプレート境界が大きくずれ動いた宮城県沖の海底を掘り進め、ずれた境界面を含む地層の岩石などを採取する。巨大津波の発生メカニズムの解明を目指している。

 

 震源域での掘削は震災翌年の2012年以来で、12年ぶり。世界最高レベルの掘削能力を持つ日本の地球深部探査船「ちきゅう」(全長210メートル、重さ5万6752トン)によって行われる。船上からドリル付きのパイプを水深約7000メートルの海底におろし、地下を950メートル掘り抜く。チームは世界9か国の地震や地質学などの専門家ら約50人で、採取した試料を船内の装置で即座に解析する。約3か月にわたる調査の総運航費は39億円。

 

 国内で観測史上最大だったマグニチュード9・0の地震により、甚大な被害が出た東日本大震災では犠牲者の多くが津波で亡くなった。国土地理院によると、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県の浸水面積は、JR山手線の内側の面積の9倍に相当する計561平方キロ・メートルに上った。

 

東日本大震災の震源域、12年ぶり掘削調査へ…日米欧豪チームで巨大津波メカニズム解明目指す(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 海洋研究開発機構を中心とする日米欧豪の国際研究チームは今年9月、東日本大震災を起こした震源域付近で大規模な掘削調査に乗り出す。13年前にプレート境界が大きくずれ動いた宮城県沖の海底を掘り進め、ずれ news.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

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