能登の被災地、4週間経過するも余震活動続く!4万戸でまだ断水状態 停電はほぼ復旧 余震や気温上昇の雪解けに警戒を2024年1月30日
1月1日に発生した能登半島地震から4週間が経過しましたが、依然として活発な余震活動が継続中で、4万戸ほどの世帯で断水状態が続いています。
気象庁の観測情報では、体に感じるような震度1以上の有感地震だけでも1日平均数十回、人間が感知できないような小さな揺れも含めると1日100回を超えるような地震活動や地殻変動が能登半島の周囲で継続しているとのことです。
余震の規模はやや小さくなりましたが、それでも震度5を超えるような強い余震の発生リスクが残っているとして、気象庁は被災地に警戒を促しています。
石川県の集計によると、能登半島の停電はほぼ復旧作業が完了し、道路の寸断で復旧に時間がかかる沿岸部や山間部の一部地域を除き、都市部の停電は全て解消。
ただ、水道管の破損や浄水設備の損傷状態が酷く、水道関連の復旧はまだ数ヶ月ほどかかる見通しだとされています。
依然として4万戸を超える世帯で水道が使えず、自衛隊などの支援部隊が給水活動を行ってなんとか維持しているのが現状です。
しばらくは最高気温が10℃を超える暖かい日が続くと予想され、先週の大雪によって積もった雪が溶けるなどの二次災害にも注意が必要だと言えます。
地震活動 活発な状態続く 被災地は気温上昇で土砂災害に注意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240130/k10014339921000.html
最大で震度7を観測した石川県の能登地方やその周辺では地震の回数は徐々に減少しているものの、依然、地震活動が活発な状態が続いていて引き続き注意が必要です。一方、被災地では日中の気温が平年を大きく上回る見込みで、雪がとけて地盤が緩むおそれがあるため、土砂災害にも注意してください。
気象庁によりますと、能登地方やその周辺を震源とする地震の回数は徐々に減少しているものの、依然、地震活動が活発な状態が続いています。
県や北陸電力などによると、発災後の停電は最大で約4万戸に上った。約2600本の電柱が傾いたり折れたりし、電力各社の応援を含む1千人以上の作業員が復旧作業にあたってきた。29日午後7時現在も輪島市、珠洲市を中心に6市町の約2700戸で停電が継続している。ただ、道路の寸断で復旧に時間がかかる沿岸部や山間部の一部地域を除き、今月末に解消する見通しという。
地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
天気予報
https://weather.yahoo.co.jp/weather/?day=1
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