小沢一郎氏「岸田の乱?馬鹿を言ってはいけない」首相の岸田派解散に痛烈「証拠隠滅と印象操作」 2024/01/19

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。岸田文雄首相が自民党岸田派(宏池会)の解散を表明したことに対し、私見をつづった。

小沢氏は、岸田氏の派閥解散宣言に党内で「岸田の乱だ」との声があがっているなどと報じるTBSの記事を添付。「岸田の乱?馬鹿を言ってはいけない。派閥会長にこだわった総理自身が、岸田派立件を知り慌てふためき、そんなら証拠品を丸ごと湖に沈めちゃえ、というだけのこと。証拠隠滅と印象操作の一石二鳥。総理個人のための宏池会消滅。これを自民党消滅の先駆けとしなければならない」と記した。

岸田派をめぐっては、約3000万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、東京地検特捜部が同派元会計責任者を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたことが判明。岸田首相は18日夜、岸田派解散を「検討している。政治の信頼回復に資するなら考えなければならない」などと話していたが19日、「解散する」と明言した。

小沢氏はXへの別の投稿で、岸田首相の解散意向について、元会計責任者の立件に関し、派閥解散論を主導して党内外の批判をかわす狙いの可能性があるなどと報じた共同通信の記事を引用。「その通り。批判かわす狙い。姑息で卑怯。全ては総理自身の保身のため。もはや岸田派なんてどうでもよい。いま真に解散すべきは自民党。自民党を解散しないと何も解決しない。そして、選挙を通じてそれができるのは国民だけ」と痛烈に述べた。

小沢一郎衆院議員(2024年1月1日撮影)

小沢一郎衆院議員(2024年1月1日撮影)© 日刊スポーツ新聞社

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