携帯・機種別の電磁波の強さ一覧と発がん性について

http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12111027335.html

2015-12-28 18:23:13

先日のキアヌ・リーブスの記事の直後に健康関連の記事をアップするのもちょっとためらいましたが、やはり重要なことだと思いましたのでシェアさせていただきます。

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携帯電話からの電磁波(SAR)の影響 機種別

Top 20 Cell Phones With The Highest And Lowest Radiation

David Wolfehttp://www.davidwolfe.com/cell-phones-highest-lowest-radiation/ より翻訳


(画像 左側 携帯電話使用前     右側 携帯電話を15分間使用した後)

現代の移動型社会の中で、通信能力は重要です。通信方式の一つが携帯電話ですが、携帯電話はほとんどの個人の日常生活の中に取り込まれ、進化した様々な機能や機会を提供してくれています。

 

しかしトイレよりも携帯電話の方が容易にアクセスできるような世の中で、疑問が湧いてきます。携帯電話は便利な一方で、危険性はないのでしょうか?

イスラエルのワイツマン科学研究所による研究によれば、一部の携帯電話や携帯可能なデバイスは、危険なレベルの電磁波放射線を放出している可能性があるということです。

バイオケミカル・ジャーナル誌に公開されたこの研究では、一部の携帯電話はわずか15分の使用でがん性細胞の分裂と関連付けられている脳細胞の変性を引き起こす可能性があることが判明しています。

米国連邦通信委員会(FCC)は、携帯電話の全機種に対し比吸収率(SAR)の検査を義務付けています。この比吸収率とは、携帯電話から放出されている電磁波で身体に吸収される割合のことを指しています。

米国連邦通信委員会が認可している比吸収率は1.6 watts/kgです。

(中略、翻訳終了)

【コメント】

本文中の具体的なSARのランキングは、アメリカの携帯電話・通信企業のものでしたので、こちらでは割愛させていただきます。ご興味のある方は、元のリンク先からご確認いただけます。その代わりに、日本で一般的に使用されている携帯電話・スマホの機種別SAR値一覧を見つけましたので、こちらにリンクを貼っておきます。ご参考までに。

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.htmlより

 

NTTドコモ機種別SAR値一覧表

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.html#docomo

au機種別SAR値一覧表

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.html#au

★ソフトバンク(ボーダフォン)機種別SAR値一覧表

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.html#softbank

★ウィルコム機種別SAR値一覧表

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/sar_ichiran.html#willcom

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数年前には、イタリアの裁判所で携帯電話の使用と脳腫瘍の関連性を認めた判決が出されていました。

★イタリア最高裁で携帯電話による脳腫瘍で労災認定、日本で認められる条件(My News Japan様)http://www.mynewsjapan.com/reports/1713

1018日最高裁で勝訴が確定した。ケータイと脳腫瘍の因果関係が裁判で確定した世界初のケースとして日本のマスコミ以外ではニュースになった。一方の日本では、住民の健康障害を理由に中継基地局の操業停止を求めた裁判で1017日、宮崎地裁が住民の請求を棄却した。電磁波の健康被害について内外で明暗が分かれた。イタリアの最高裁で労災認定が確定したイノセンテ・マルコリーニ氏、60歳。現地の報道を総合すると、マルコリーニ氏は、イタリア北部に位置するブレシアという都市で工場のフィナンシャルマネージャーをやっており、12年間にわたって携帯電話を毎日56時間使っていた。10年前のある日、ひげを剃っていた時に突然顎に痛みを感じ、病院に行ったところ、顔の左側の三叉神経での良性腫瘍、と診断された。日本国内では、共同通信がローマ発で伝えたものの、それを掲載したのは全国紙・ブロック紙で産経新聞と西日本新聞だけ(ともに10/19夕刊)。もちろん朝日・読売・毎日・日経は黙殺した。独自取材はゼロだった。このように、巨大スポンサーであるケータイ会社に都合の悪い情報は遮断されている。裁判では、ヒトでの疫学調査で10年以上の長期使用で脳腫瘍の発症率が統計的に有意な上昇を示す

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★科学に裏付けされた、すべての両親への警告・WiFiや携帯電話などが私たちの健康に与えている本当の影響とはA Warning For All Parents Backed By Science: What WiFi, Cell Phones & More Are Really Doing To Our Health http://www.collective-evolution.com/2015/08/07/a-warning-for-all-parents-backed-by-science-no-conspiracy-this-is-real/(リンク先は英語、Collective Evolution


この記事によれば、マーティン・ブランク博士が世界中の科学者らとともに、携帯電話の脅威について世界に訴えかけているということです。さらに、携帯電話の使用とガンの発生の関連性を証明した研究も多数存在し、国際がん研究機関は2011年に携帯電話の使用と発がん性について言及し、国連のWHOがそれを認めているということです。

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さらに、子供にとってはこのような電磁波の影響は大人以上だということで、ベルギーでは7歳以下の子供向けの携帯電話の販売と広告は禁止されているとか。

http://emfsafetynetwork.org/belgium-bans-sales-and-advertising-of-mobile-phones-for-children-under-7/

 

【関連記事】

★子供を携帯電話の脅威から守ろう より

http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12062251235.html

5歳の児童の脳は、大人の脳よりも薄い頭蓋骨に包まれ、液体が多く含まれています。

子供の頭蓋骨の骨髄は大人と比較して10倍以上の放射線を吸収しますが、赤ちゃんや4歳ほどまでの幼児はさらに多くの放射線を吸収します」

いろいろな事情でお子さんに携帯電話を持たせている家庭も多いかと思いますが・・・使用の際はできるだけ慎重になりたいですね。

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このように世界的にも携帯電話の使用による健康への危険性が公に認められ始めていますが、日本では「携帯電話の電磁波による健康被害の可能性」については懐疑的なようです。

★携帯電話(スマートフォン)のSAR(比吸収率)を知ろう

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/

こちらにSARについての詳しくてわかりやすい説明や、さらに国別で認可されているSARの値についても表が記載されています。なんと上記のアメリカのケースでは1.6 watts/kgが最大とされていましたが、日本では2.0W/kgとされています。スウェーデン、中国、ドイツなどと比較しても日米の二カ国が断トツでより大きなSARを認めています。このリンク元の方は、直接携帯電話会社に問い合わせの電話をしたそうですが、「SARってなんですか?」と返されたのだとか。消費者からもあまり問い合わせがないのでしょう。そういえば食品中の放射性物質の基準も日本の暫定基準値が飛びぬけて高かったようですが。