最高裁問題検察審査会制度

http://saikousaimondai.com/supreme_court/9043/

2015927 日曜日

フォルクスワーゲンは「違法ソフト」を使って国と国民を騙したが、日本の最高裁は、違法「検察審査員選定ソフト」を使って国民を騙した!

世界最大の自動車メーカーフォルクスワーゲン(VW)が「違法ソフト」を使って排ガス規制を逃れていた不正はあまりにショッキングなニュースだ。

朝日デジタルニュース「VW排ガス規制、不正1100万台 制裁金2兆円超も」http://www.asahi.com/articles/ASH9Q6Q4ZH9QUHBI01K.html

 

どのように、「違法ソフト」を使ったのか?

毎日新聞ニュース「VWによる排ガス規制逃れのイメージ」

http://mainichi.jp/graph/2015/09/25/20150925ddm008020168000c/001.html

しかしこれで驚いてはいけない。

日本では最高裁が「違法ソフト」を使って不正を行っているのである。

最高裁事務総局は、検察審査会制度改正施行に先立って違法「検察審査員選定ソフト」を開発し、検察審査会事務局にこそっと配布したのである。ちなみに、それ以前は「審査員選定」はガラガラポン抽選機で行っていた。

この「検察審査員選定ソフト」を使うと、都合のよい人を自在に審査員に選ぶことができるし、架空審査員の設定もできるのである。

拙著『一市民が斬る!!最高裁の黒い闇』の「小沢一郎検審起訴議決を“架空議決”と推定結論した“7つの根拠”」の【根拠6】〈226頁〉を以下に挙げる。

『 【根拠6】最高裁が、審査員候補者名簿にない人を審査員に「抜擢」できる「くじ引きソフト」を作成した事実-(第3章参照)

検察審査員を選ぶくじ引きソフトそのものに問題があることが、森裕子氏らの調査で判明している。森氏は、志岐と決別する前の時期、国会議員の職権を使い、専門家の協力を得て、くじ引きソフトを解説した。その結果、次のことが明らかになった。

①候補者名簿にない人を候補者として手入力で追加登録できる機能がある。

②候補者名簿の欠格事由欄に「ㇾ」点を入れることで恣意的に候補者を何人でも消除できる。

③クジ引き後はくじ引き前のデータが残らない仕組みになっている。

①から③のシステムがあれば、審査員を人選する段階で、検察審査会事務局は不正工作ができる。つまりコンピューターそのものに恣意的な人選が可能なシステムが組み込まれているのである。もちろん手入力(①)より、架空審査員の設定も出来る。』

森裕子前参院議員は、最高裁から「検察審査員ソフト」を借り受け、ソフトの専門家Ⅹ氏に分析をさせた。最高裁は間違って裏マニュアルを渡してしまったので、Ⅹ氏は、その裏マニュアルに従って、勝手に審査員候補者を手入力できたのである。私はⅩ氏から手入力したソフトの画面をもらったので以下に掲載する。

Ⅹ氏が入力した「検察審査員選定ソフト画面」http://saikousaimondai.com/wp-content/uploads/2015/09/%E2%85%A9%E6%B0%8F%E3%81%8C%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%81%8F%E3%81%98%E5%BC%95%E3%81%8D%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%80%8D.pdf