【なぜ、フジテレビは安倍総理の緊急出演番組で彼を追い詰めたのか?】 [2015]

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本日、夕方から放送された安倍総理による安保法案の説明番組。政府に好意的なフジテレビということで、支持率低下による汚名挽回のためのイベントと思えた。これが批判的なTBSや一時は白旗を上げたとは言え、また批判を再開したテレビ朝日に出てはイメージダウンになる可能性がある。

 先日「モーニングバード」に出演したヒゲの隊長がまさにそれ。法案を説明し視聴者を納得させるどころか、さらなる不信感を呼び起こし、ネットでは非難轟々だった。もう、オンゴールとしか言えず。支持率降下を助長した感があった。

 そこで今回は政権に好意的なフジテレビを選んだ。にも関わらず、パネラーには津田大介、やくみつるなど、曲者がいる。なんで総理に好意的な人で固めなかったのか? さらに司会者(キャスター)までが総理を突っ込む。そして途中で紹介されるビデオはほとんどストレート。「安保分かんない」「戦争になるんじゃない」のオンパレード。本来ならここに政府支持のコメントも入れてバランスをとるべき。

 TBSの「News23」に総理が出た時にビデオによる街の声紹介で生放送なのにクレーム。その後、各テレビ局に指導があったのはついこの間だ。なのに、お仲間のフジがそんなビデオを流す。アンケートでも、支持しないが支持するを上まったことを総理にボードを見せて問う。なぜ、もっと総理のイメージアップに協力しないのだろうか? 

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その答えは簡単。マスコミというのは世間を見ている。より多くの人が支持すること。視聴率や発行部数が上がるものを一番大事にする。これまで安倍政権は支持率も高く。てんぷらや寿司をごちそうしてくれる存在。逆らって放送権を取り上げられるのもヤバい。だから、へつらい。服従してきた。

 しかし、憲法学者が「違憲」と言い出したとき、風向きを悟るのが早いマスコミは「これは支持率、落ちるな?」と感じたのだ。そこから批判が始まった。女性週刊誌でも安保の特集を組み。一時は白旗を上げたテレビ朝日も少しずつ政府批判を始めた。TBSは最後まで抵抗を続けていたので、そのまま批判を続ける。若者にによるデモ。文化人の反対と、マスコミは「世論は不支持にまわる!」と確信を得たのだろう。

 そして強行採決。実際に不支持が支持を上回る。このまま政府を擁護していては視聴率も販売部数も落ちてしまう。それがTBSやテレビ朝日だけでなく、フジテレビもそう考えるようになった。というのが本日の放送ではないか? だから、総理を擁護するのではなく、追いつめることが視聴率に繋がる。局のイメージがよくなる! なのに政府は「あそこは仲間だから、きっとイメージアップに協力してくれる!」と考え、ものの見事に裏切られたということだろう。

 つまり、ほとんどのマスコミは安倍政権批判に回ったということ。となると、まだ気付いていない残り30%ほどの国民もすぐに現実に気付く。もう長くはない。崩壊の始まりだ。

 んーーー。残る仲間はあそこだけ。政府が右というものを左とは言わない局。あそこの番組に出ればよかったのにねえ.....

 

動画でどうぞ!https://www.youtube.com/watch?v=VN18W9pKcjs

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