北川 高嗣さんFB より

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5月21日

さらに、2015年5月20日のニュース。

過酷事故のなんたるかを知るにはよいが、これまた驚愕の

「ニュース」。

これが、2015年5月20日の「ニュース」であることを、

皆さんどのようにお感じになられるでしょう。

東電が「自己(事故)検証」したところ、

2号機のベントで大量に放射能が、出たと言われていたはずの、

そのベントが、「実は、失敗していた」ということが、

事故後、5年2ケ月10日経った、とある日に、「検証された」

とのことです。

このことを、どの事故調査委員会も、監督省庁も、保安委も、安全委も、原子力規制委員会も、5年間気づかなかったということも、驚くべき事実です。

そのことを知らずして、安全だという保証、お墨付きを与えて、再稼働せよと奨励しているとは、いかなる、「絶対に安全が保証されない限り再稼働はしない」(安倍晋三)という発言根拠なのでしょう。

概要を言えば、ベントをすれば、ラプチャー板が割れて、ベントが行われ(原子炉内の圧力が下がる)という説明が行われてきましたが、今回、ロボットで調べたところ、

「ラプチャー版が割れていなかったこと」

「その外部周辺の線量が著しく低かった」

ことが、判明しました。

これで、最大の放射能を吐き出した2号機で起こったことは、1から、再構成しなければなくなりました。

つまり、なぜ、2号機から大量放射能が環境漏出されたのか?は、

さっぱり説明がつかず、ワケがわからなくなってしまったのです。

Source:「福島第1原発2号機、ベント失敗 東電が事故検証公表」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000529-san-soci

さすがの産経もこれは無視できないだろう。

NHK:

http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20150520/k10010085531000.html

これ以外にも個別に、

1.あまりにも大量のヨウ素が排出されたため、ウェットベントが破綻していたこと(これは3号機)

2.サプレッションチェンバーの、水を通して99.9%の放射能を遮断するはずの、そのサプチェンの水が、「沸いてしまって」おり、その機能をまったく果たしていなかったことも明らかになってします。

これからも、どのような驚天動地の「新事実」がニュースとして、公表されてくるのか、予断を許しません。

【写真】「ベントで大量に放射能を漏出」

じつは、ベント、できていませんでした。

結局、格納容器から漏れまくっていたということ。

チェルノブイリとは全然違う:

福島第一には「格納容器があるから」といわれたかの格納容器である。

今度は、誰が、「あちゃー」と言うのだろう。

「山下俊一が、ヨウ素濃度1000倍間違えていて、あちゃーと言った。

(フィルターベントだと思っていた。これは実装なしというお粗末。)」https://scontent.xx.fbcdn.net/hphotos-xfp1/v/t1.0-9/11263031_904688406291432_2026470647577705959_n.jpg?oh=4b289453a0160992131d69d6075f7aca&oe=56040B9F