地震には明らかな前兆がある~関東大震災の事例

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=304122

山田太郎 ( 30代 会社員 )  15/05/19 AM00 

地震は現在の科学では予想するのが難しいと言われています。そして突然くるものと。

けれども何ヶ月も前から異変はおこっており、自然界の様々な動物は事前に察知、対策をとっています(だからこそ生き残ってきた)。感性が鈍くなった現代人では直接前兆(電磁波や地面の温度変化など)を感じる事は難しい事かもしれませんが、過去の大地震の前兆を考察する事により十分に予測できるようになると感じています。以下は関東大震災の前兆を記録していた方が書かれた記事より抜粋です。

これを見ると、地震の何ヶ月も前から、明らかな前兆を見ることができます。

 

(関東大震災は)大正12911158分相模湾海底で地震発生。

 ※項目が多い為、全ては記載していません。全てをごらんになりたい方は引用元を参照ください。→「関東大震災等で発生した前兆現象」リンク

http://www.namazu119.net/zenchou.html

 

3月~4月ごろ(5~6ヶ月前)

鎌倉、藤沢あたりで毎夜大砲を撃つような音が聞こえ、ガラス戸が破れんばかりの振動を受けた。大島の噴煙は火柱となり、夜間は殊に美しかった。

56月ごろ(3~4ヶ月前)

5月下旬から6月初旬の間、水戸・銚子で有感地震急激に増加、いったん収まり、91日相模湾で大地震発生。

・山中湖の湖水が全面的に濁った。精進湖は6m位減水した。

翌年115日の地震にも東側3分の2が濁った。

・南葛飾でネズミの集団移動があった。

7月(2ヶ月前)

練馬石神井でネズミの集団移動があった

8月(1ヶ月前)

・大根、ナシが大豊作。地熱の影響か?地震被災後、ナシを食べながら親戚の家まで歩いた。

・イネがいつもの年より草丈が伸びず、10日も早く黄金色に実っていた。以後、こんな異変はただの一度もない。

・川崎市北端の耕地付近の水田や小川で非常に多数の小ナマズが繁殖した。この様なことはこれ以前、以後一切ない。

・品川猟師町(現在の品川1丁目)で井戸水が涸れた。安政の大地震の前にも涸れたので調べてほしいと通報があった。大地震後は復旧した。(現在この井戸の所在不明)

2週間前

・伊豆半島で海女が海底から盛んに泡が立ってるのを見た。その後、あわびが岩に硬く吸い付いて容易に取れなくなった。

・木更津浜で局所的に、くみ潮現象(満ち潮の途中に30分~1時間急に潮が引く。引き潮の途中に30分~1時間急に満ち潮が混じる)が発生した。

・浅草三筋町で、イヌが2週間前からあちらでもこちらでも遠吠えしていた。近所の人たちは何か変事があるのではないかと気持ち悪がった。(別の地域でも同じ報告あり)

 

1週間前

・東神奈川の海岸寄りの運河で、ハゼが異常に発生。

・ネズミが江戸川の市川橋の下の水道管を伝わって逃げた。昼は人に見えないように、また人が邪魔しても夢中で逃げ、夜も水道管を伝わって逃げた。これが見られなくなって、2日後大地震おこった。

 

2日前

・横浜鶴見区潮田のかいがんでカニが陸に向かってぞろぞろ這っており、短時間に大びくに入らぬほど取った。

・東京市の空の一部に猛烈にかなり長時間にわたり音響なしの光があり、はじめ珍しげに見たが不気味となり眺める人も減り家に入った。

・鎌倉市長屋で、月が火の玉を上げたように真っ赤であった。翌日(地震の前日)夜11時頃の月も真っ赤であった。地震の過ぎた91日の夜の月は、すでに青い月で清い光を投げ出していた。

 

前日

・大森海岸で悪潮現象(海面の潮流と海底の潮流が逆に流れる)が発生。魚網の袋の部分がひっくり返った。

・夕方、東京赤坂福吉町十字路の電柱の電線をねずみの列が通り、竹ざおで驚かしたがわき目も振らず30分間自宅の土地へ入った。その夜コトリとも音がせずネズミは一匹も自宅にいなかった。

・東京本所の米屋で、いつもはネズミで困っていたが、米倉の網を食い破って中にいたネズミが押し合いへし合いしながら外に逃げた。

・月が天の一角に火の玉をあげたように真っ赤だった。

・夕方世田谷で、西の空を真っ赤な雲とどす黒い雲が重なり合っているのを見て恐怖に襲われた。