年間被曝量1ミリシーベルト以上の放射線管理区域内に住む大勢の一般市民
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2015年03月01日 | 放射能と情報操作
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『季節の変わり目に必ず大量に湧いてくるネットのボウフラ(工作員)』
『岩下俊三のブログ』最新記事の『乙女の祈り?』2月26記事の冒頭には、
『僕が3・11直後フクイチのことを尋常でない爆発だとかメルトダウンといったら「科学者」と名乗る方々のコメントが100を超えブログが炎上しました。』
と書いてあるが、このような不思議な経験をした護憲左派の政治ブログは数多いのである。
人間のDNAを傷つける放射能被害ですが枝野幸男が何回もテレビで主張したように『直ぐには、健康に影響しない』のである。
レベル7のチェルノブイリの経験では、一般市民の被害が本格化するのは4年後からである。
フクシマでは、比較的に被害が小さいメルトダウンから4年目は、今年3月11日で終り、爆発的な被害が出る5年目に突入する。
旧ソ連はチェルノブイリ原発事故から3年目の時点で、住民の放射能被害が明らかになり、仕方なく汚染地帯から一般市民を疎開させている。
ところが、日本では4年目が終わろうしているが『放射能は安全・安心。心配ない』との空念仏を繰り返すだけで、今まで一切の疎開を行っていない。
しかも、チェルノブイリよりもフクシマの方が遥かに小児甲状腺がんの発症数は膨大な数になっている。(数十倍以上旧ソ連よりも、今の日本の方が悪い)
そして、その恐怖の『メルトダウンから5年後』が目前に迫っているが、我が日本国では旧ソ連が疎開対象とした年間1ミリシーベルト以上の放射能汚染地が福島県の第一原発周辺地域だけに留まらず関東から東北一帯の広い範囲が、一般人の立ち入りが制限される『放射線管理区域』レベルの状態にあり、そこに妊婦や子供を含む大勢の市民が普通に暮らしている。
今の日本ですが年間1ミリシーベルト以上の汚染地域からの疎開どころか、極悪非道にも年間20ミリシーベルトの基準値での『除染して全員帰還』(住民は一人も逃がさない)との悪魔の選択を行ってる。
にほん国ですが、今後、確実に旧ソ連の数十倍の被害が予想されているのです。
そもそも被曝上限の1msvとは、『放射線管理区域』として医師やX線技師など専門家以外の一般人の無断立ち入りが禁止されるエリアであり、健康人が浴びても影響がないと科学的に証明された数値(閾値)ではない。
1msv以上の被曝者には日本でも70年前のヒロシマ・ナガサキでは被爆者手帳が交付されて今でも健康診断や医療費が全額国庫負担で無料にしている。(ヒロシマと被曝量が同じでもフクシマでは全額個人負担)
『30万人調べてC判定は1人との福島県検討委の赤っ恥大嘘』
原子炉4基が同時に暴走する未曾有のレベル7の原発事故から丁度1年半後の2012年9月11日に、福島県内で一人目の小児甲状腺がんが発生するが、『自然由来だ』『放射能とは無関係である』との超強気の発表で突っぱねる。
ところが2ヵ月後に二人目の発症で大慌て。
2人目なのに『一人目の小児甲状腺がんが見つかる』との真っ赤な嘘をマスコミ全員が大本営発表を大合唱して誤魔化して、野田佳彦首相は、自民党の安倍晋三に政権を禅定(大政奉還)するための衆議院の解散を発表している。
奇しくも総選挙の日付とは1年前の福島第一原発の冷温停止状態(収束宣言)と同じ12月16日。
その大政奉還選挙で大勝した第二次安倍内閣が小児甲状腺がんの3人目を発表したのが北朝鮮の3度目の核実験で新聞号外が出る大騒ぎの真っ最中の2013年2月13日だった。
公式発表では『3人目』だが実数は『3人確定。7人疑い』の10人が小児甲状腺がんだったのである。
安倍晋三首相はがん検診での最終的な細胞診断の陽性を『疑い』だと1ランク低く誤魔化すことで5ヶ月後に迫った参議院選挙対策(時間稼ぎ)を行ったのである。この時、日本国のマスコミの大部分は人命軽視の極悪人の安倍晋三に全面協力して嘘八百の大本営発表を宣伝していた。挙国一致で共産党機関紙赤旗さえ安倍自民党が勝つように協力して、恐ろしい真実を隠蔽していたのである。
この安倍内閣での2013年2月13日の最初の小児甲状腺がん3人目時点で、福島県検討委は『C判定76人』だと発表していた。
ところが現在の福島県検討委の公式ホームページには1順目の36万7千人中で8割の29万人6千人を調べて『C判定は1人』だと書いている。
この2年前の『C判定76人』ですが、今の福島県検討委の資料によれば、二次検査の『細胞診の検査人数76人』に書き換えて誤魔化していたのである。
何故こんな誰にでも嘘が分かるほどの杜撰な書き換えを行ったのかの謎(原因)ですが、これは簡単で、小児甲状腺がんの衝撃発表を薄める目的での偽装工作として、環境省はすぐさま3月8日に、青森、山梨、長崎の3県で行った甲状腺検査なるものを発表した。
ところが環境省発表ではA2やB判定は有るが一番問題のC判定はゼロだった。
この時の新聞の見出しが、『福島県民の甲状腺有所見率は「他県とほぼ同等」』。
確かにAB判定では同等の数値だった。ところが肝心のC判定の数値は76対ゼロとの、とんでもない天文学的差以上(判定不能状態)になっている。
この1ヵ月後の環境省の発表は、『直ちに二次検査を要するC判定は0人だった』というもので、この環境省発表に、1ヶ月先に発表していた検討委発表を合わせて書き換えて辻褄合わせを行ったのである。これは単なる間違った答案の丸写し(カンニング)であり、何時ものインチキ手品でさえない。
(一旦提出した答案を、時間が経ってから誰も気が付かないようにと、書き換えているのですからカンニングとしても前代未聞の悪質さ)
『安倍晋三首相、フクシマの放射能風評被害対策にイギリスのウィリアム王子を利用する』
イギリスの王位継承権があるウィリアム王子は、2月26日から3月1日までの日程で日本を訪問しているが、安倍首相は福島県郡山市で、日本を訪問中の英ウィリアム王子の歓迎夕食会を開き、2011年のフクシマの原子力発電所事故が起こった福島県産の食材を使った和食を振舞った。
共同通信によると、
『安倍首相とウィリアム王子は、福島第1原発事故による風評被害の解消をアピールした』という。
福島県郡山市ですが、最悪の放射能汚染の原発周辺の13市町村(検討委発表では平成23年度の名称)に次ぐ、二番目に放射能汚染が酷い福島県の中通りにあり、もちろん全地域が年間被曝量が1ミリシーベルト以上である。
放射能の汚染地域から一般市民を一人も逃がさないとの日本政府(安倍晋三)の悪魔の企てが露骨でおぞましい。
大爆発から半年で石棺化に成功して原子炉からの放射能の飛散(流出)を止めた黒鉛炉のチェルノブイリとは大違いで、フクシマでは4年経っても放射能の流出・飛散を止められない。
原子炉の制御棒で臨界が止まれば出力は一気に7%まで低下する。崩壊熱だけなら1年で100分の一にまで低くなり4年後には、数千分の1以下になっているはずだが、福島第一原発の原子炉には営業運転していた時と同じ1基当たり1時間7トンもの冷却水を注入して1日400トンの汚染水を作り出し続けている。
今年になってフクシマの敷地内の高濃度に汚染した雨水がフリーパスで全部港湾内に垂れ流していた事実までが新しく発覚している。菅官房長官は『港湾外の数値は変わらないから安全だ』とボケをかますが、港湾外の太平洋全体が汚染されるようなら大変である。
凍土壁は相変わらず凍らない。トレンチを全部セメントで塞ぐ工法を採用したが、それでも矢張り凍らない。40階建て高層ビルに匹敵する120メートルの排気塔2基が放射能が高すぎてメンテナンスが出来す倒壊の危険があるなど、アンダーコントロールどころか完全に制御不能なのです。