Van Halen「1984」

 

ヴァン・ヘイレンはおろか、80年代をも代表するハードロックなアルバム。売れに売れまくりました。シンセサイザーを大胆に取り入れたサウンドは、THE 80年代でチープだけど、あなどるなかれ。曲は、今聴いても全然古臭くない。今でいう、ブルゾンちえみwith Bが踊っていても、おかしくない感じ。時代をも超越した、その価値、35億!

 

パンテラのベストアルバムの邦題ネーミングのごとく、最強!なシングル「Jump」「Panama」「Hot For Teacher」「I’ll Wait」は、言うまでもなく、アルバム全曲が素晴らしい出来です。

 

その中でも、「Jump」のイントロのシンセ・リフは、この地球上で、普通に現代文明とともに生きていたら、絶対聴いたことがあるほどの有名フレーズ。そして、幼稚園児でも、童謡「チューリップ」や星野源「恋」のごとく、一緒に口ずさめるほどのキャッチーさ。ヒップホップダンスのように義務教育にも取り込むべき、ハードロック/メタルの経典に、異論の余地などNothing!

 

ちなみに、僕の家の近所のボーリング場でも流れてます。でも、気が散って、確実にガーターだな。個人的には、エディがギターのごとく弾き倒しているシンセの様式美なソロが大好きですね。やりすぎコージーもビックリな弾きっぷりが最高。ミーハーって言われようが、そんなの関係ねぇ!オッパッピーな神のフレーズです。個人的に、ノーベル音楽賞に推薦します。って、そんなのねぇよ!

 

続く「Panama」も、超名曲。この曲は、メタラーなら誰でも知っている名曲で、シノラーで言うところの「ウルトラ・リラックス」的な曲です。この曲も、アメリカンなハンバーガー食べて、胃もたれするような、超キャッチーなTHE アメリカン・ハードロック。まぁ、全曲そんな感じだけど。個人的に嫌いじゃないですね。あー、マック行きたいなぁ。新商品出てるんだっけ。最近CMでやってたような。まぁ、いいか。良い意味で、脳がハンバーガーで、血がコーラな感じの曲です。

 

まぁ、昔の作品だから、アルバムの収録時間が短いので、聴きやすいのも良い。ジャケットも1stのダサいやつに比べたら、超絶オシャレ。インスタ映えするよ。きっと。フォロワー数が1万増えるよ。きっと。でも、子供でタバコはどうかと思うよ。とにかく、曲調もキャッチーで聴きやすいので、初めてヴァン・ヘイレン聴くなら、このアルバムがオススメです。

 

ちなみに、何があったか知らないけど、多分ソロがやりたかったって聞いたけど、初代ヴォーカルのデイヴ・リー・ロスが、このアルバムを持って脱退してしまいます。違ってたら、すみません。

 

 

リリース日 : 1983年12月26日

レーベル : ワーナー・ブラザース・レコード

ジャンル : ハードロック、ヘヴィメタル

国 : アメリカ