うつ病で訪問看護・まとめのまとめ | 渡辺河童のコレクションルーム

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漫画家+いろいろデザイナー渡辺河童の日記


渡辺河童です。

このブログは、まとめのまとめ、だと思ってください。
内容の流れはまとめにありますので、あえて書きません。


まとめや漫画を公開したこ とは、問題提起にもなりましたし、誰の支援も得られないまま、栄養さえ採れていなかった状態から、ペンネームをさらけ出して発表したことで信頼してくれる 方も多く、とても早い段階で皆さまからの支援が得られ、床ずれを抱え、熱も出ていたので、日に日に消耗していた状態から復調してきたのは本当ですし、支援頂いた方々に感謝 の気持ちでいっぱいです。後悔はありません。



長いです。ご注意ください。



8日時点で、疲れ果て、どう動いたらいいのか考えても答えは出ず、20代の頃お世話になっていたギターの恩師に電話しました。

私は今までの事を説明しました。

うつが酷くなり、訪問看護を受け、万が一の為、猫の事を考え、看護師に鍵を渡したら、態度の突然の豹変があって、看護を断ったら追い詰めがあり、オンブズマンと市職員の前で相手がやった事は認め、把握して頂いていた状況であるとまで端的に説明しました。

一通り説明したところ、、

恩師が一言
「そんなやつといつまで関わるの?」
と言ってくれ、我に返りました。

Y社代表とのやりとりの中、泣けば怒られていた事から、ずっと泣けなかった事も話し、「泣くことは悪い事じゃないよ」とも言われ、涙が止まりませんでした。

恩師から、自身も冷静さを欠いている事も指摘され、人を守る前に自分を守りなさいと言われました。

もう既に、「市職員前で相手が一旦は認めた事実があるのであれば、それが目的達成でもいいじゃない」と言われ、現状私のやるべき事は、心身の休息であるとも指摘されました。


・・・本当にその通りです。

言葉もありませんでした・・・。



Y社代表は、市の担当者同席の上でやった事を認めた状態。

これが、「到達点」であって、私の役割は終わっていたんだと思いました。これ以上関わっても、私が消耗していくだけだし、是正のキッカケになればいいとも思っていましたが、その前に私の方が倒れてしまうと思ったのも確かです。

「ちゃんと行政に伝えられた」という事で
終わりにさせて頂こうと思いました。




Togetterまとめまでの行動
Y社代表による数々の仕事や診断にあたる行為、関係証拠など、たくさんの証拠がありながら、どこに報告しても対応されない現実にも自分自身が突き当り、素人では分かりづらい苦情先の選定なども一人では苦しく、どうしたらいいのか分からない状況に陥って行きました。

Y社にお世話になっていた頃、ホームページ作成や看護システム作成を代表から任されていた関係上、Y社代表が置いていったままになった「訪問看護の多数の資料」を基にし、「精神科訪問看護ステーションの仕組み」等を調べました。

訪問看護については、「簡単起業」などのキャッチコピーが多いのも見て取れ、テンプレートに記入して、あとは看護師が数揃えば、素人が代表でも起業だけはできてしまうという現実も知り、「精神科訪問看護に特化したステーションは、看護師が研修さえ受ければ名乗れてしまう状態」であることに気が付きました。

人不足が優先し、看護師の資格さえあれば、どんなにブランクがあっても働くことができる職場になってしまっていることも、目の当たりにしました。・・・そこから、私は自身に起こった事は、もしかしたら「氷山の一角」なのではないかと考えました。

また、検索結果から、同じように看護師から言葉の暴力で傷ついている方の存在も知り、「うつは甘え」、「うつは治らない」等の言葉が比較的に多いと認識しました。

また、当時、「まとめにしてください」派、「早まるな」派がおり、意見は分かれ、私の中でも大きく揺れていました。ただ、簡潔に言えば、このどちらも具体的な相談先や解決策を持ってきてくれる訳ではなく、意見しているだけという状態が生まれました。

もう誰にもこんな思いはしてほしくないという気持ちもあったし、Y社代表が「他の患者さんにも仕事をお願いしている」と聞いていたのが拡散の大きなキッカケになりました。

今回、「訪問看護」という言葉さえ知らない人も多かったようですし、まとめは問題提起にもなり、結果オーライだったと思っています。

もちろん自分に助けがないからやったというのも大きいので、そこについては、本当に助けてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。


また、今回の件について、
「精神保健福祉士(PSW)がついていれば防げた問題」
というのがあったのですが、病院により、PSWがつかないケースも多々あるそうなので、訪問看護のお世話になるかもしれない方は探しておいた方が、いざという時焦りません。病院もいくつか聞きましたが、外来の患者にはつけない、常時つける、等病院の方針によってさまざまなようです。

今回の場合、最近知ったのですが、私の役所地域担当さんこそがPSWだそうです・・・。これは、地域により色々差があるそうです。小金井市にはPSWが常駐しているというのをお知らせしておきます。





看護師さんたちからの意見
看護師さんをはじめ、訪問看護師さんや、訪問介護をやっているという方々からも、今回の拡散で様々なご意見を頂きました。

患者のTwitterアカウントを教えられれば、見ることはステーションのやり方次第では、あるようです。ただ、看護師の個人アカウントからフォローして、お気に入りしたり、RTするなどが、ない事のようで、看護師が自分から一線を越えてきていてアウトとの事でした。この「一線を守る」というのが大事だそうです。

LINEも交換しましょうとは言っておらず、突然の申請でした。これも、なしだそうです。個人的につながって行けば、一線を越えてしまうので、本来であれば例え教えられても、看護師のスルースキルが大事なのだそうです。

もちろんFacebookに患者に断りなく「訪問先」と書いた上で写真をアップするなんていうのは、やってはいけない事で、それがインターネット上誰でも見られる場所である限り、だめだそうです。訪問看護上では、どこに行っている等の情報はトップシークレットであるそうです。

患者の情報を患者に知らせてしまう・・・これだけは、「どんなに信用していても、絶対にあってはならない事」だそうです。

また、患者からSNSをブロックされたからといって、いきなり患者を責めたり、病名を患者にぶつける前に、どうして主治医に何の報告もしなかったのか?というところも色んな訪問看護師さんからご意見頂きました。患者からの拒否行動は、精神に限らず「よくある事」のひとつだそうです。

看護師さんからこんな意見もありました。
患者に診断名をいきなり言うのではなく、看護師が「病名はこうじゃないかな?」と思ったら、すみやかに主治医やPSWに連絡するのは大切。医師には分からない部分の発見になるし、連携が大事。との事でした。

確かにその通りだと思います。私の主治医とPSWには、通常に看護が行われていた時も、最後にも病名報告は入っていませんでした。

お茶に関しても、訪問看護師さんからご意見頂きました。初日で家族がいるのであれば頂く事はあっても、2回目からはないそうです。通常の訪問看護よりも、精神科訪問看護であれば、もっと看護師に危機感がなくてはならないとも、ご意見頂きました。逆に言えば、睡眠薬系がある家に行くのだから、「一服盛られたら?」という危機感が足りないようだとも聞きました。言われてみれば確かにそうです。これは、訪問看護師さんから言われてから気が付きましたが、そう考えれば確かにそうですね・・・。

また、「原稿+Tシャツ+薬」を市役所とオンブズマンにも返してきたの認めたそうですが、色んな訪問看護師さん、訪問介護士さんのご意見から、鍵のかからないポストに抗鬱剤系の薬を入れて返してくる方法は完全に法律的(薬事法)にもアウトだそうです。薬は主治医に渡す方法があった筈だとも伺いました。ちなみに、抗鬱剤系は郵送するのも法的アウトだそうです。



まとめのこと
発表媒体をマンガもセットにしたのは、文字だと読みづらく、マンガだと情報量がたくさん入るし、読みやすいためなのと、私のペンネームを文字だけにしても「信憑性が薄い」とされてしまっては痛いと感じたので、分かりやすくする為にも描いていました。

どこの機関にこの事実を報告しても、報告しても・・・・漏えいだけでもおかしいのにスルーされていき、ずっとこの問題に関わり、過剰に反応する結果にもつながりました。相手の行動に過剰反応してしまった事は反省しています。不快に思われた方も多いと思います。申し訳ございませんでした。

まとめの反響は私の予想を超え、対応できなくなっていき、一時期、返事を書くことに必死になってしまったりもしました。結果、一心不乱で盲目的に戦い、相手の行動を見る機会も増えてしまい、心がどんどん消耗し、限界ギリギリまできてしまったのが、完全に冷静さを欠いた数日前までの私の状況です。


恩師がいなければ、まだ迷走していたと思います。



こう考えられたのは、恩師のおかげです。
ずっと振り回されているだけなんだと把握できました。







今回為になったリンクを貼っておきます。

●PSW・精神保健福祉士(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E4%BF%9D%E5%81%A5%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%A3%AB

障害者虐待防止法関連ページ
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/gyakutai_kenriyougo/gyakutai_teigi.html

※障害者虐待防止法というのは、「障害者福祉施設」は管轄できますが、今回の場合は、ここに登録されていない企業なので当てはまらない、との事で、管轄外との事でした。ちょっと抜け穴になってる感じがしました。

役所等への苦情申請
自分の住んでいる地域の「福祉オンブズマン制度」を利用しましょう。


東京都の訪問看護についての苦情は、東京福祉保健局らしいのですが、またこれは私が分かる事があれば、ここにリンクとして追加しておきます。

ただ、社会福祉法というものを教えて下さった方がいたので、こちらをリンクしておきます。

●社会福祉法
http://www.houko.com/00/01/S26/045.HTM
(社会福祉事業の経営者による苦情の解決)
第82条 社会福祉事業の経営者は、常に、その提供する福祉サービスについて、利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない。





●精神科訪問看護とは?
PSW等で内容等を最初にある程度知っておくことが大切だと思います。内容は主治医と先に相談しておくと、更にいいかもしれません。


ただ、「精神科訪問看護」だとステーションにより、内容も大きな違いがあるようですので、できれば家族の方同伴で、「やってほしいこと、やってほしくないこと」を契約前に、よく検討された方がいいと思います。

病名によっても看護内容も違うと思いますし、バイタルチェックも、精神科ですと、ない事もあるようです。

大事な事は、必ず週に1回「訪問看護計画書」が出るそうですので、きちんと説明を受け、「同意しました」という欄にサインするのは絶対です。

とにかく、イヤな事は言い出しづらくもありますが、ちゃんと言っておかないと、相手にはいきなりイヤである事が分からないと思うし、お互いが嫌な思いをする事の歯止めになりますので、ちゃんと言いましょう。

ワガママだらけじゃダメですが、相手は看護師さんなので、素直に言うことも大事だと思います。

まぁ、私のような未曾有の大事故みたいになる事はないとは思いますが、少しでも不安で「?」があれば、分からないままにするよりは、主治医に相談したり、看護師さんに直接聞いてみたり、PSWさんに相談してみるといいかもしれません。

精神科訪問看護は、「これが正解」という事がないため、これからも問題等が出てくる可能性はありますが、私から、これが正しいんだよ~という結果が書けない事が残念ではございますが、これはない、というのは今回いっぱい書きましたので、参照してみて下さい。

人によっては、私のようにカラ元気を見せてしまう人もいるとは思いますが、相手は看護師さんなので、具合が悪いのであれば、そのまま伝えることが肝心です。



ある日突然、私のように慌てる人が1人でも減りますよう、願ってやみません。






最後に・・・


私が今回の件で得たものは、「障害者=キ○ガイ」っていう偏見で、障害をむしろ作ってる人がとても多い事でした。「うつ病=寝たきり」っていう偏見を持ってる人もとても多い事が分かりました。

「私の場合は、こうだった=から、こうならないとおかしい」
「友人はこうだった=から、こうならないとおかしい」
ばかりがTogetterコメでも目立ちましたし、
「自分の知っている事だけ」で、
それが正しいんだと論ずる人が多いとも理解しました。

私と会ったこともない方々が「表面上見える事から診断を下す事の多さ」にビックリしました。そして、その「マイナスな意見に吸い寄せられていく人が多い」事も理解しました。

セクマイだと発表してしまった事で、より一層叩きやすい環境も作ったかもしれません。ただ、こんな人もいるんだ、と知ってほしかったし、セクマイ同志なのに叩く姿も、今回のまとめで縮図されたとも思います。くだらない叩く行為よりも、せめて、セクマイ同志くらい、HUGSの精神を持ってほしいと思います。

H.U.G.S
Helping Us Grow Spiritually.
(意味:精神の成長のために助け合う)

診断書を持っていないとしても、私は現実に生きています。
性別違和を抱えているなら、診断書をもらわないとおかしい!っていう風潮は、ここ数年ですごく多くなった気がしますが、診断書うんぬんを否定されても、それは誰かの価値観であり、診断書を持っていない人も世の中には大勢いて、診断書あるなしで人をつついても、何の利益にもならないという事は確かです。

セクマイは普通に存在します。
セクマイだと明かさない人も多く存在します。

なぜ明かさない人が多いのか・・・それは、セクマイを特別視する社会背景があるし、明かすと恥ずかしい事という日本の風潮もあるし、人それぞれのまわりの環境がそうさせているからもあると思います。

同性の恋人がいるのを「おかしい」と論ずる人がいなくならないのも、本当ではありますし、それを認めろと頭ごなしに言っても、相容れない人に頼んでも、無理があるのも本当です。分かりあえない人に「分かってくれ」とお願いして分かってもらうものでもないし、ケンカしても疲れるだけです。

理解できる人にだけ言えばいい事です。
また、理解できる人が増えればいいとも思います。

セクマイはたくさんいます。
特別ではなく、キャラでもなく、普通に生きてます。

私のせいで、セクマイ嫌いになったと言う人もいるかもしれませんが、嫌いだと言う機会が私だっただけで、最初から嫌いだったんだと思います。

嫌ってくれて構いません。ただ、大声でセクマイ嫌いって、平和だから言ってられるんです。

ちょっと振り返るだけで分かりますが、東日本大震災の時、セクマイ嫌いの事なんて考えている余裕あった方多いですか?

それよりも、命の大切さを考えていたのではないでしょうか。

好きな人が同性であろうと、異性であろうと、人を好きになったり、思いやる気持ちは、誰もが平等に与えられた権利です。


私は確かに、この年齢にしてニコ生などもやっておりましたし、ツッコミどころも多いと思います。・・・ただ、私にとっては、「経営者としての顔を出さないでやれるニコ生」を心の逃げ場にして生活していたところがありました。自身の行動の幼さも理解しており、リスナーさんにはよく、「こんな残念な大人にならないように」と言って笑われておりました。

ここまで広げたのも自分ですし、大勢の目に触れれば、叩かれるのは仕方がないと思うし、私の事は言われるのは仕方がないとしても・・・

精神障害者=キ○ガイ=叩いていい理論になる人は、人はそれを差別と呼ぶのだと思いますし、叩きたい=叩いていいい理由=キ○ガイにした自己肯定結果だと思います。

私は精神障害だから特別扱いしてくれとは言っておらず、障害者はコミュニケーションが難しいと言われた状態に反発しただけです。

私の事をどこまでもキ○ガイ扱いしたい人もいるでしょう。それが、俺の私の、正義だ!と言われれば、仕方がないとも思いますが、その行動が自分自身の為になるのか、ご自身の時間を費やしたい行為なのかは、一度考えてみて下さい。

区別って呼ぶ人もいますが、=だから何かしていい、=だから~という考えは、差別を自己肯定している呼び方になっているだけです。


ドスパラの件もあったし、日本文化海外普及協会に抗議する文が掲載されたままなので、私をクレーマー扱いする人もおりました。これはもう仕方ないと思います。こんなにトラブルが立て続けで起こった事にどっと疲れています。

日本文化海外普及協会会長との和解はしましたが、暴力を振るった方は、会長には謝り、私には謝ってくれませんでしたので、そのままになっただけです。もうこの問題は触れたくもないし、何故放置にしているかと言えば、もしその方が次に何かしたら、という牽制にはなるからです。



もうトラブルはこちらから遠慮したいです・・・。

この1年、思い出しても、ビックリするほど
トラブルだらけでした。


この1年もそうだけど、実家の放火とかもあったり、性別で悩みきった時期もあったりで、全部それが「妄想だったら良かった」、「今からでも虚言ですって言えたらどんなに楽か」とも思います。


・・・静かに暮らしたいです。




長いものに巻かれて生きる方がラクだとも思います。


声など上げず、おとなしく生きる方がとっても楽です。




ただ、その場で、自分が、何を考え、どうするか、いざというときに、、を想定しながら生きている人は少ないと思いますし、そういった想像力が欠け、なんでも情報はネットに落ちてて、自分が平和の中にいる事も、当然のように過ごしている人が多いとも感じました。

このネットの世界も、調べたら出てくるWikiも、世の中の誰かの行動の結果ですし、世界では紛争や事件も絶えず起きています。

ただ、自分がそれに巻き込まれていないだけです。

それを想像できなくなっている人が多くなった・・とも今回感じました。





賛否両論、色々な意見もあるでしょう。

それが人であり、何を正義にしているのか、
その人が大事にしているアイデンティティーが何なのか、
知らないで過ごしている方も多いと思います。


ただ・・・


今回の私の経験が、
未来の誰かの役に立つといいなーと思いつつ、
このブログに記します。





今後は、Twitterでの展開には期待なさらないでください。
ただのつまらないTwitterに成り果てると思いますので、リムーブを推奨します。


まとめは今後、作りません。




今回助けてくれた方々のように、私も倒れている誰かがいたら、さっと手を出して助けられる人間でいられたらと思いました。

それには、体調と心調を整え、いつか寛解したらいいなーという気持ちで、自分のペースで治していこうと思います。

支援してくださっった方々に、心からの感謝をこめて。


有難うございました。



渡辺河童



P.S.ここまで読んでくださった方に感謝します。
私ももうすぐ44歳、サリーも13歳後半です。
1人と1匹寄り添い、これ以上のトラブルがない事を祈りつつ。