コンバートEVの巻。 | ワイヤーママ秋田代表のカズ菌の感謝ブログ

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カズ菌という1つのウィルスが、日々の皆様に感謝をする物語のような
日記なのである。そんなにいいことも書いていないが、そんなに悪い
ことも書いていないような気がする。ここまで読んでくれた人に
まず感謝!!

コンバートEVとは、既存の自動車に電気モーターをつけ、
電気自動車にコンバートすること。


それを先駆けていた岐阜県の部品屋さん「ゼロスポーツ」が
破産の手続きをしたというニュースがながれた。


 電気自動車(EV)の開発を手がける自動車部品メーカー「ゼロスポーツ」(本社・岐阜県各務原市)は1日、近く岐阜地裁に破産申請すると発表した。

 負債総額は11億7700万円。

 同社は昨年8月、日本郵政グループの郵便事業会社から集配に使用するEV1030台を約35億円で受注した。だが、このうち今年1~2月に納期を迎えた30台が間に合わず、郵便事業会社が1月に契約解除を通知。2月には約7億円の違約金を請求された上に、銀行から返済を迫られ資金繰りが悪化した。岐阜市内で記者会見した中島徳至(なかしまとくし)社長は「道半ばで無念の思いでいっぱい」と語った。従業員約70人は数人を残して1日付で解雇された。


正直、自分も電気自動車を作ろうとしていた人間のひとり。なぜなら、
少ない資本金でメーカーに立ち向かうことのできるから。という理由も
あるが、一自動車マンとして、車を整備をするということではなく、
車を作ることができるなんて夢のような話です。

自分はこの会社にはもちろん資料請求もしたし、いろんなメディアにも
露出していたし、モデルとさせてもらった会社の一つであります。

でも、中身を見れば赤字経営だったらしい。それは商売をしていたら誰でも
なりうるし、借金も当然あると思います。でも、自分が一番に思うこと。

それは、無理な仕事や経営をしては行けないのではないだろうか。

この会社は郵政事業会社から1030台の受注。今年の1~2月中に30台。
あとこの一年で1000台納車をしなければならないという無理な経営。
これはいくらなんでもきついと思います。

理屈的にはエンジンとマフラーと燃料タンクを下ろし、ミッションに
モーターをつける。バッテリーやリチウムイオン電池などを積み、
走らせる。ただこれだけ。理屈はかんたん。でも、個々の部品が
高く、生産が追いついていない。しかも、昨今の中国との関係で
レアメタルの輸入の制限などあればどんどん確率がひくくなる。


これからの時代、ハイブリットの次に電気自動車の時代がやってくる。
時代のニーズにあったこの事業。われわれみたいな中小企業にしたら
夢が広がるはなし。でも、堅実に事業計画を立て、一歩一歩進まなければ
本当の電気自動車の時代が来る前に自分たちが生き残れないのではない
だろうか。


まず自分は電気自動車も常に意識しながら毎日コツコツと車検整備を
こなし、お客様の笑顔をみながら会社の基盤つくりをしたいと思いますニコニコ