前々回、何のこっちゃな感じで私の考える陥没の原因をぐだぐだと書きましたけども、要するに



矢印の方向に水分が抜けてって、表面の赤いところがタンパク質によって出来る膜、
オレンジの斜線が比較的早く乾く部分、青いのがなかなか乾かず柔らかいところ。
で、赤+オレンジが先に固まってから青いとこが徐々に収縮し、さらに柔らかいってことは脆くもあるので
天井(赤+オレンジ)の重みを支えきれなくなって落ちる、っていう、極当たり前の話なんじゃないかなー?


てことは、それを防ぐ為にやれることはやはり

・元からアイシング自体を固めにしておく
・落ちる前に固めてしまう(早く乾燥させる)
・青いとこを補強


で、前回はこの中の一番上を重点的に試したので、今度は3つめの補強に焦点をあててみました。



アウトラインは1cm角で、普通に引いたのとちょっとだけ太めにしたのと2種類。
ちなみに、塗りつぶし用アイシングは9~10秒で馴染む固さです。



右から、①四角く下塗り、②ドット、③下塗りナシ、そして④は



こんな感じで、まず緩いほう(黄緑)を薄く塗ったあとアウトライン用のアイシング(白)を真ん中から差し込み、
黄緑の下側に注入するつもりで絞り入れたもの。

順にアップにしていきますと、



①はそこそこいい感じで、②はやはり補強が足りず落ちる。



③も穴が開いたり凹んだり。(アイシング足りなくなったから途中までですんません)
そして④は一カ所だけ(ちょうど④て書いてるとこの下)穴があるけど、そのほかは一番安定してる。

あれこれやってみて、私的には①か④が効果がありそうという結果になりました。
でも、①は下塗りの時に結構神経使うし塗り方によって変にボコってなるから、
やりやすいのは④。ぷっくり具合も一番揃えやすくてきれいだし。




あ、それと、全体的にラインを太く引いたほうが何故か陥没率低かったんだけど、たまたまなのかな?因果関係あると思う?
ようわからんけど、もしかしたらちょっと太めのほうがいいのかも知れないです。


以上、

・狭い部分に塗る時はやっぱりアイシングを固め(18秒くらい)に調整する
・念のためアウトライン用アイシングを注入して補強する
・理由は不明だがアウトラインを少し太めにしたら良いかも

の3点に注意しつつ、次はようやくクッキーにアイシングしてみます。
上手くいきますように。(と気合い入れたら失敗するのが、いつもの私のパターンなんだよねえ…)