先日の手作りクッキー回転台ウランさんが動きを動画でUPしてくださいました。ありがとうございます。
真似っこ大歓迎。


まだまだ話題沸騰中?の、あやかさんのビーンズアイシング。
maiさんの実験を引き継ぎまして、私も少々アクアファバ以外での実験をば。
でも、もう結論を先に言っちゃうけどどちらも完敗に終わったので、途中経過の写真はほぼありません。


その1
フラックスシード(亜麻シード)でメレンゲが出来るというこちらの記事を読んで。
フラックスシードで出来るのならチアシードはどうなの?と思って調べたところ、
チアシードでメレンゲを作った話は残念ながら見つからなかったけど
フラックスシードもチアシードも卵の代用としてお菓子に使えるよというこんな話はあったので、
(でもメレンゲ菓子には向かないよ、って記述もあるから悪い予感はしつつ)まあものは試しとトライ。ところが。
フラックスシードは実物を知らんのでどんな感じなのかわからないけど、チアシードはまず種からジェル部分のみを分離させるのが至難の技。ガッツリまとわりついてんの。
しょうがないので水を増やしたり煮出したりいろいろやってからなんとかちょこっと水分を漉しとったものの、
もはやほんの少しだけ色のついたただの水。全くジェルっぽくない。(分量適当なのもダメだったのかも知れんけど)
こりゃあかんな…とここで諦め、でもとりあえず粉糖混ぜる。ロイヤルアイシングには程遠い。失敗。

その2
豆乳を分離させて漉しとった大豆のホエーで。なぜ大豆ホエーで試そうと思ったのかは長くなるので割愛。
泡はもこもことかなり立つ。



けどメレンゲらしくはない。きめ粗いしすぐ離水するし。洗剤みたいな泡。多分サポニンが残ってるってことなんだろね。
これを、まずは泡部分を使って粉糖と混ぜる。少しだけ白っぽい。でもロイヤルアイシングとは別物。
次に、泡立ってない水分を使ってみる。泡のほうとほとんど変わらん。やっぱり全然ダメ。


まあ一応、クッキーにのせてみたけども。


右上の真っ白なのは普通にメレンゲパウダー使ったロイヤルアイシングです。
そこから時計回りにチアシード、ホエーの泡、ホエー水分。順番入れ替えてもわからないくらい、それぞれ差は特にナシ。
一晩経って食べてみたけどパリっとは固まっておらず、粉糖を水で溶いたただのアイシングと同じ感じ。なるほどな。

ほんとはフラックスシードとキヌア(豆の煮汁が泡立つのはサポニンの作用と読んで真っ先に思い浮かんだのがキヌアだったので。
でも近所に売ってたのは全部水洗い処理済パックだったから使えない)も試してみたかったけど、手元にないから断念。
誰かやらない?


てなことで以上、つまりは全て無駄に終わったという、無意味な実験のご報告でした。
豆の煮汁最強説がますます濃厚になったからよし。


あ、上のサイトによるとチアシード(グライダー等で粉末にしたもの大さじ1と水大さじ3合わせて5分置いたものが卵1個分だって)は
レシピ改変せずそのまま卵の代用として焼き菓子に使えるみたいですね(但し小さめのクッキーだとちょっと割れやすいらしい)。
卵アレルギーの方の選択肢がひとつ増えるんじゃないかなあと思います。