以前、「飲むだけで痩せる」「飲んでだけで筋肉がつく」と HMBが話題になりました。
これをみてほんとかな?と思った人も多いと思います。
今回はこの HMBについてお話ししていきます。
まず、 HMBとは
HMBとは、必須アミノ酸の一種であるロイシンが体内で合成する物質のことです。
ロイシンが、筋肉や肝臓で代謝されることによって生成されます。
HMBの効果
HMBを摂取することによる効果は
2つあります。
「筋肉の合成を促進する」と
「筋肉の分解を防ぐ」です。
筋肉は、トレーニングによって筋繊維が壊れ、
その壊れた筋繊維が回復する過程で
成長していきます。
HMBは、筋肉を回復・合成するスイッチとも言える神経伝達経路に働きかけることによって、筋肉の合成を促す効果があります。
ですが、筋肉は骨や内臓のように、
生命活動を維持するにあたって、
不可欠な組織ではありません。
ですので、体に不要と判断され、
分解されてしまいやすいという性質があります。
その分解をHMBは防いでくれます。
結果として、筋肉は増えやすくなります。
HMBの摂取タイミング・摂取量
筋肉の分解を防ぎ、筋合成を促進するという
HMBの効果を得るための目安摂取量は、
1日あたり3gと言われています。
3gと聞くと少ないと感じるかもしれませんが、
ロイシンの5%からしか生成されません。
つまり、3gのHMBを摂取するためには、
60gのロイシンを摂る必要があるのです。
また、ロイシンは一度に大量摂取しても、
体内で吸収されず、排出されてしまうという特性があります。
そのため、摂取タイミングは、
1日2-3回に分けて摂取することをおすすめします。
食事だけでは難しいので、サプリメントで補うのがオススメです!
結局、どうなの?
結局は HMB飲むだけで痩せるたり、筋肉がついたりはしません。
筋肉がつきやすくなって、消費カロリーが上がり、痩せるというものです。
なので、騙させれないように注意しましょう!
HMBの効果を発揮するには
筋トレをして食事をしっかり摂ることが大事です。
正しく使うことができれば、
良いものなので、ぜひ活用していきましょう💪