我が家の目の前の公園では


いつものようにキッズたちがサッカーに興じている。


そんな中、



「からあげーっ、さっさと蹴ろよー!」


「からあげーっ、はやくボールとって来いー!」


「おい、からあげーっ!」


「からあげーっ!!」




???




からあげ・・??


はて、からあげとは一体・・??


気になってベランダから公園を覗いてみる。




小3か小4くらいのキッズたち7~8人の中に


青いTシャツに短パン姿の小柄な子。


どうやら彼のあだ名が“からあげ”というらしい。


何故そう呼ばれているのかはわからないが、


周りの子らに口々に「からあげっ!!」と呼ばれ


一生懸命サッカーボールを追いかけ走り回っている。


彼はひと言も言葉を発していないようだが、


一生懸命ボールを追いかけ走り回っている様子を見ている限りでは


一生懸命愉しんでいるように見えるので


とりあえず心配には及ばないようだ。




子供というのは時に残酷だ。


彼等には彼等の世界がありルールがある。


どういういきさつでそう名付けられたのかわたしにはわからない。


しかし、少年よ。


からあげが嫌いなヤツなど滅多にいないものなのだよ。




そんなことを、余計なお世話なことを考えながら


雨に濡れた洗濯ものを取り込み洗濯機にほうり込む。


嫌いな言葉=「大気の状態が不安定」


がっかり度数はディーバダッタ級。