毎年1月から3月にかけての時期は、引っ越しシーズンと呼ばれています。
転勤や就職、進学などで県外へ引っ越しをする方が多くなるためです。
賃貸アパートや賃貸マンションを借りて引っ越すには、手続きが色々と必要ですし、初期費用も安くありません。
そのため、なるべく妥協せず自分にとって良い賃貸物件を見つけたいと思うのではないでしょうか。
数ヶ月だけならまだしも、数年は住むことになる新しい生活の拠点になるのですから、失敗しない
物件選びをすることが必要になります。
それでは、賃貸物件のチェックポイントとはどんな点があるでしょうか。
賃貸物件に対して、どんなものを求めるかでチェックするポイントは変わります。
たとえば、間取りです。
一人暮らしの方は一般的に、ワンルームや1Kタイプの間取りが最適といわれています。
しかし、そうした一部屋だけの間取りで困りがちなのが、収納です。
読書を趣味にしている方は、頻繁に新しい本を買って読んでいるのではないでしょうか。
ほかにも、楽器を趣味にして、休日はスタジオを借りて練習に行っているという方は、楽器やそれを手入れする
道具が多くなりがちです。
そうした方は、一部屋だけの間取りでは収納スペースが足りなくなる可能性があるので、1DKや1LDKの部屋数に
余裕がある間取りも選択肢に入れて良いかもしれません。
事前にどれくらいの量の荷物を運びこむことになるか、一部屋だけで収納に困らないか検討してから、
最適な間取りを考えましょう。
気になる賃貸物件を見つけたら、実際に足を運んで部屋の中を見学します。
その際は、ただ見た目だけではなく、細かい点にも注目する必要があります。
たとえば、コンセントの位置と数です。
部屋の中ではパソコンでインターネットを見たり、テレビを見てくつろいだりする方は多いでしょう。
そんな方は部屋のどの位置にテレビやパソコンを置くのか、その位置にコンセントがあるのかを確認しましょう。
コンセントの数が少なかったり、置きたい位置から遠かったりすると、延長コードを買うなどの対策が
必要になり、不便になるかもしれません。
見落としがちなのは、ベッド付近のコンセントです。
枕元でスマートフォンの充電をしたい方は、ベッドを置く予定の位置に近いところにコンセントがあるか
見てみましょう。
部屋の見学は見た目の綺麗さに注目しがちになりますが、自分が暮らしていて不便しないか、実用的か
どうかという点にもしっかりと目を向けるようにしましょう。
■分譲会社 ： 三菱地所(株) 清水総合開発(株)