最終節

最終節
素晴らしい試合ができました。

課題を一つ一つ克服してきたものが結果に現れました。

もちろん
内容が良かったかといえば物足りない部分や物足りない時間帯はありました。
また相手の高い技術と連携のうまさになかなかリズムをつかめませんでした。

しかし
トータルにおいて
課題としてきた事を克服しようと個人個人、またチームとして努力してきたものが結果にあわれました。

ラストの崩しは最高でした。

県一部リーグ第11節
vsフットワーククラブ
○6-1

2015シーズン
神奈川県一部リーグ
6勝3敗2分  勝点20 得点21 失点12
第4位

始まりは負けからのスタートとなりました。
昨年チームを支えてきたベテラン選手が多く抜け、若返ったチームとなり、また開幕前から怪我人が多く、チームバランスが取れない時期がありました。

しかし
選手たちはそんな中でもサッカーと生活にしっかりと向き合いシーズンを戦いぬきました。

ベテラン選手がたくさん抜けた中で、中堅と年長者達がチームを引っ張ろうと頑張ってくれました。

最初は苦しい時に何かやってくれるリーダーがいない。
そんな不安もあったと思います。

ただ、練習前にグランドに先に出て走り出したり、筋トレを始めたり
アップの時、声を出し盛り上げたり
ベンチから熱い姿勢を送ってくれたり
怪我をしながらも復帰に向けてと気持ちを見せてくれたり
何とかしようという気持ちを姿勢で見せてくれました。

グランドに早く来て門をあけてくれたり
帰りの掃除は最後まで残ってやってくれたり
荷物を進んで持って帰ってくれたり
クジ引きを作り嫌な事を楽しみに変えて盛り上げてくれたりしてくれました。

また今まで高校という整った環境や
親がお金を払ってくれた中でサッカーが出来ていた一年生の選手たちは
自分でお金を用意すること、並行して大学生活をする事、その中で移動しながらサッカーをする事に苦しんだ選手が多々いました。

しかし自立した良き社会人となるための修行になったと思います。

この苦労により彼らは成長しました。


中堅と年長者と若手
それぞれが苦労した中で
それぞれの課題を少しずつクリアし成長してきた中で

後期
特に9月から最終戦までの4試合は良いバランスがとれた素晴らしい試合ができました。

そして最終戦は
強豪相手に我慢しながら6ゴールも奪えました。

6ゴール奪っても
最後まで集中しろ！と鼓舞する選手がいました。

試合が終わってほしくない気持ちになりました。

マイナスからプラスへ
選手たちの成長が見えたときにシーズンが終わってしまいました。

選手たちの活躍を誇りに思うと同時に
自分は反省をしなくてはなりません。
もっと早くに彼らの良さを引き出してあげられたら...。



もう次のステップに向けて動き出しています。同じ過ちがないように。

選手たちの
可能性に期待大です。

期待大だけに
積み重ねた延長にある今よりきつい要求をしていくつもりです。


そして
個人個人&チームとして
1歩ずつステップアップ

個人個人&チームとして
1歩ずつステージアップしていく準備をしたいと思います。

ただ残念なことに簡単ではありません。
来期は関東リーグから落ちてくるチームあり
2部から上がってくる勢いがあり選手補強をして強化してきたチームあり

私たちのように悔しい思いで来期に向けて動き出す一部残留チームがあります。

来期は今期よりリーグのレベルが上がることまちがいなしです。


それをはねのける強さを
いなし、かわせる技術と創造力を
つけなくてはなりません。

終わりではなく
始まりである

笑うために
苦しみを味わい乗り越える努力を積み重ねる。

苦しみながら
笑える仲間とともに

2015年から2016年への準備を。

☆PURAVIDA☆