ある国の育成年代のセレクト方法。
優先順位が変更したという話を聞いた。


①テクニック
②パーソナリティー
③フィジカル


①番目はボールを自由に扱えるかどうか。

②番目が人間性。
自分の意志をしっかり持ってるか。
良い判断や決断がオンザピッチでもオフザピッチでもしっかりできるか。

③番目がフィジカル能力。
スピード、体力、大きさ。などなど。

特に今まではフィジカルが1番や2番目に来ていたが、テクニックやパーソナリティーの部分が育成年代では特に重視されたと言う。




てか
日本は今までどのようにセレクトされていたのだろう。


いくつかのセレクション会場をみさせてもらったことがあるが
面接やコミュニケーションの時間、または選手同士がコミュニケーションをとれるメニューを観察する時間がない時点で少しクエスチョンの時がある。
もちろん情報はある程度事前に入っているのだとはおもうが。


私は育成年代では特にパーソナリティーの部分に関してもっと重要視し、丁寧なものがあっても良いのではないかと思う。

もちろん即席で選抜で地域を代表してどうしても勝ちに行かなきゃならないようなレベルのカテゴリーであれば仕方ないとは思いますが。



観る力
思う力
考える力
人と接する力
自分を出せる(表現できる)力




育成年代から



やれ!


はい!



の関係では
サッカーで通用する人間性は育たないんじゃないかとつくづく思います。


プレイヤーズファースト
子供たちが主体性を持った中で
サッカーをプレーさせてあげること。



動機~好きで好きでたまらない~
向上心~もっとうまく、強くなりたい~
探究心~どうすれもっと良くなるかを追求する思考力~




そこの可能性を信じてあげること。
1つ1つのプレーを容認してあげること。

自由を与え判断させる。
その中でコミュニケーションをとり
テクニックとパーソナリティーを磨かせ育てる。


もちろん
10年後
20年後に活躍する選手を育てるためにはかなりの我慢が必要なのかもしれない。


しかしそれが指導者としての
リスク&チャレンジなのかもしれない。


いつか
日本代表にセレクトされる
誰にでも愛されるような個性ある選手が出ることを夢見て。