■2013年5月14日
夕方から荒川にてシーバス狙い。
対岸のポイントには10人ほどの釣り人がおり、お祭り状態。
こちら側は3人程度。今の時期はサクラマスも釣れるとかで、サクラ専門の人もいるらしい。
よーし!サクラもついでに釣っちゃうぞー!
1時間後・・・ノーバイト。
魚はたくさん跳ねてるのにね・・・
潮が上がると足場が悪くなる。
テトラの絡む場所は根がかりが多いので、根がかりしない場所に移動。
うろうろしてたら70ぐらいのシーバスがヒラウチしてる!
足元から1メートルぐらいの浅場で、小魚狙いなんだろうか。ここで粘ってみることに。
暗くなっても対岸はお祭り継続。こちら側には人の姿は見えなくなってしまった。
一人で暗い釣り場で投げ続ける。前回の大鯉の事もあり、咄嗟の大物が来た場合を考えると、結構不安なものである。まあ、そんな大物は早々来ないんだけどさ!
3時間後・・ノーバイト。
潮も動かないし風も穏やかだ。
あんなに跳ねてた魚も見えなくなってしまった。
釣れなさそう~・・・
とにかく水面に動きがあったら、その方向に向かって投げてみる作戦。
時間経過と共に、魚に動きも出てきた。
ジャークジャークゆっくり・・・ジャークジャークゆっくり・・・
「魚に食べさせる間を作るのが大事!」と色んな雑誌やブログで書いてあったので、やってみるのだが・・・これで釣った事がないので確信が持てない。色んなリズムで試行錯誤。
すると、ムッという押さえつけるような感触があったので合わせてみる。
ググググイー!
横に走った。
とりあえず魚ではあるが、荒川にはルアーを追わない魚のほうが圧倒的に多いので油断ならない。
しかしながらスレとは違う手ごたえに期待。
小型ながら力強い走りで楽しい
狙って初めて釣ったシーバス。
型は小さいけれど、いい引きであった。
その後、60センチほどの鯉だかニゴイだかを釣るも、ヘッドライトをめんどくさがってタモ入れしようとして失敗。オートリリースとなった(笑)
なんか今日は釣れるじゃないか!
ルアー初心者のおいらは気分がよくなっていた。
そして!
ジャークジャーク・・・ゴンッ・・・
ググッグッググ・・・キシキシキシ・・・
根がかり?あんな沖で???
ギュルルルルルルルルルー!ミシミシ・・・
思わずドラグを緩めた。
竿なのかリールなのか、ミシミシいってる。これは危険(笑)
ハンドブレーキで調整しながら耐える。
重さが普通ではない。
ドラグを締めすぎると竿がのされてしまい、無理をすると折れそうだ。
80センチの鯉を釣ったって、こんなに重くはない・・・
耐える耐える耐える・・・
耐える耐える耐える・・・
ちょっと巻く。
耐える耐える耐える・・・
の繰り返し。
4時間半こんな事をやってた過去があるのだ。
たぶん大丈夫だろう(笑)
一応時計を見ておいたのだけれど、20分ぐらいで明確に弱った。
竿の弾力を活かし、重心を後ろ気味にして耐える。地味ーなトレーニングだ。
先ほどのタモいれの失敗があったので、ヘッドライトをちゃんと装着。
水面に浮かんできたのはレンギョだ。
背びれのスレだったらしい。
タモを用意して魚を掬おうとする・・・失敗。
失敗・・失敗・・・
タモと魚のサイズが合ってない・・・
50センチのタモを魚に当てると、魚の半分ほどしかない。つまりメータークラスである。
しかし、このタモは奥行きが深いのだ!
頭から入れると尻尾ははみ出るものの、なんとか収まった。
足場が悪いのでタモを持って、3メートルほど上の場所に移動。
ブチブチ・・ブチン
タモのネット部分の付け根の糸が切れた・・・アルミフレームも曲がって楕円形に
魚はなんとかくっついているので、強引に運んでいく。
餌釣りで狙ってもメータークラスはなかなか釣れないのだ。
こんな時に釣れなくてもいいのに・・・
しかもこのレンギョはケミカル臭というか薬臭さがかなり強い。
水が悪いのだろう。
こちら側は水の流れが緩やかで、ゴミ等も多く、水も汚い。
水の良いところで育ったレンギョは臭みも少なく、ブリのような味わいでおいしいらしい。