ラブホテルのしきたり | かずのブログ

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私の街にホテル大和という名のホテルがあります。小さな街にホテルなんて大袈裟なと思っていましたが父は仕事柄お客様が地方から来ることがあります

荷物が多いのでうちの近くに泊まりたい人が青森から来ることになりました。足の悪い父はいつも和服で遠出が苦手。父は近くのホテル大和の予約を思いつき友人のために予約電話をしたところホテルはおひとり様はお断りしているとの返事。じゃ二人なら良いの?と自分も泊まることになり年配の男2人で行ったそうです、、



半世紀以上前の話です。父はその時60は過ぎていて青森の友人は70は越しているようで正調青森弁で通訳なしでは何言ってるかわからないし父は羽織袴の和服でステッキにパナマ帽明治を彷彿させるいでたちのお二人様です



とりあえずホテルはその日は受け付けたようですが次回以降父がお客様と二人お願いの予約電話しても断られたというのです。その理由がうちはラブホテルなので一般のお客様は二人でもお受け出来ないとのこと

(変態老人じゃなく一般のお客様に見られて良かったね)



ホテル大和とあるだけでどこにラブホテルって書いてあるの?明治の男がなんと言おうと予約取れなかったそうです。それ以来ホテルは詳しく2時間いくら、お泊まりいくら当ホテルはラブホテルですという大きく派手なネオン付きの看板出したけど住宅街の真ん中です。隣のマンションに住んでる私のゴルフ友達やご近所は一斉に苦情申し立てたそうです






私が謝る筋合いはないのですが父に代わってすいませんねーって気持ちもあります。でもホテルの大きな看板を見るとむしろ懐かしく昔を思い出すのです