エゴってよく分からないよね

スピリチュアルの世界に足を踏み入れて長いですが

このエゴという言葉は正直好きではないんです

なぜなら言葉の意味がややこしいから 笑

 

エゴサーチとかいう言葉も生まれてるし

言葉の意味が広すぎる・・

そして個人的に植え付けられているイメージは

エゴとは良くないもの

 

エゴはそういう使い方をされている

それはエゴだ!

それはあなたのエゴでしょ!

みたいな

 

でも

 

私からするとだから何なの?笑

 

エゴは大きく2つの意味がある

 

1.「自我」               

自分を自分として認識している意識

2.「利己主義」             

   他者を考慮せず自分の利益だけを

   優先する事

 

おおまかに言うとこんな意味

 

日常生活で出てくるのは

2の利己主義の方だろう

 

この利己主義の意味として使っているエゴ

 

これって何が悪いの?

その人の考え方だから自由でしょ!

人格否定かよ!って思う

 

この言葉にはあなた変わりなさいよ的な

否定的な意味がこもっていますよね

でも残念ながら他人は

コントロールできませんよね

 

そう考えるとこのエゴという言葉の使い方が

うーん・・・という感じ

 

その人がどういう価値観で生きていても自由だし

その価値観で例え苦しい思いをしても自由だし

それをわざわざ否定するのは

そこに羨ましい気持ちがあるのか?

もしくは自分が利他の精神で生きているから

あなたもそうしなさいみたいな怒りなのか・・

 

どっちにしろ

エゴという言葉についている良くないという

イメージで相手をコントロール

しようとしているようなので

あまり良い言葉の使い方ではないと思う

 

でも仮にコンサル等の場とかで指導を

自ら受けていて場合は別ですが・・

 

では次は1の「自我」のパターンを

見てみましょう

個人的には1の方の意味が使いやすいです

 

スピリチュアルの世界では

自我という使い方が多いと思います

 

例えば、神社に行くと参道を通って

本殿に行きますよね

そして、本殿を覗くと大きな鏡が飾ってあって

そこに神がいるといわれている

そして、鏡をのぞくと自分が映る

神はどこ?

と思うかもしれないけど

この鏡に映る自分が神である

という意味となっている

それはこの「か・が・み」の「が」

我を取り除くと

「かみ」

神になる

自我を取り除けば神として

生きることになるよ

と言う意味である

 

自我を取り除くと自分という認識がなくなる

認識がなくなるとこの世界全てが自分になる

これがいわゆるワンネスというもの

全ては"ひとつ"ということである

 

こう考えるとこの鏡の話しには先ほどの

利己主義を否定する意味も

少し入っているように感じますが

ここで意味を混ぜると良く無いんです

1「自我」と2「利己主義」を

混同しやすいんですが

自我を手放すことを2の意味と捉え

単純に利己主義はやめて他者の利益を考えよう!

みたいなことをすると片手落ちになるんですガーン

 

なぜなら大切なのは

"我という自己認識をなくし"

"全てはひとつ"

を経験することだから

 

全てはひとつという経験をした結果

他者の利益も考えるようになるというものなので

1の意味で捉えるのと2の意味で

捉えるのは全くの別物なんです!

ここはとても間違えやすいんです上差し

 

だから例えばエゴを手放すみたいなことが

どこかの記事に書いてあったして

2の利己主義を手放すと勘違いして

利他主義になればいいんだ〜

と単純に考えると

肝心の”全てはひとつ”という経験が抜け落ちて

まったく違う経験になるんですね驚き

こわい・・ゲッソリ

 

あと補足しておくと、ここまで読むと

じゃあ結局は利己主義というものは

良くないんじゃない?

と思うかもしれませんが

 

別に全員が利他主義やワンネスを経験することを求めているわけではないし

その人のタイミングで必要となったら

その人が利他主義を取り入れれば

良いというだけの話しなので

別に利己主義という状態もあって良いんです

そこは勘違いしないように言っておきますね

 

では自我の話しに戻って

 

ここまで考えると

自我も同じく悪いもののようにも見えますが

自我も決してそういうことではないんです

 

自我も自分という意識を作って

自己体験をするという役割があるんです

自分という認識がないと

臨場感を持った体験ができないんです

肉体を持って個別の体験を

するために必要なんです

 

だから、自我もただそういう状態が

あるってだけです

そこで我を捨てたら

いろんな気付きや経験があるっていうだけです

どちらも選べるんですよってだけですグッ

 

まぁこのように見ていくと

エゴという言葉はちょっとややこしいけど

概念としては必要なものです

 

こういう話しが好きな方は参考になりますかね?

 

というわけでエゴの話でした

長くなりましたが最後まで

読んでいただいて

ありがとうございますキラキラ

 

参考になれば幸いです

 

それではまたパー