ニコこんばんは。
 
まだまだ気温が高い日が続きますね。
しかし昨日、関東地方で地震がありましたが
関東地方に住んでる方々、大丈夫でしょうか?
余震がまたありそうで心配です。
 
 
さて、みなさんは『普通』ってなんだと思いますか?
 
『普通』に生きて『普通』に生活するってなんでしょうか?
今日紹介する本は現代ではあるのではないかと思うお話です。
 
 
【あらすじ】
「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。
古倉恵子、コンビニバイト歴18年。
彼氏なしの36歳。日々、コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。
(商品紹介文より)
 
 
ずっと気になっていて読み終わった後に思ったことは
「これは私にも当てはまってるのかな?」と感じました。
36歳で社員でもなくずっと働き、未婚という主人公。
同級生の友達は結婚して子どももいるのに主人公だけが異質な存在になっている。
「普通」という言葉が出てくるたびに??っとなってしまいました。
『普通ってなんだろう』『現代において普通に生きるってどういうことなんだろう』と
自問自答する小説だなと思いました。
現代の日本にはこの小説の世界が実際にあるのかもしれません。
色んな感想が出てくるかと思いますが、一度は読んでみてもらいたい作品です。
 
いいねしてくださる方々、本当にありがとうございますショボーン