円安傾向が続く今、海外のレストランで食事をすると……!? 日本でおなじみのメニューが驚きの価格になっていたとX(旧Twitter)上で話題になっています。


驚きのとんかつ定食の値段…実際の投稿
国内外の交通、ホテル、グルメ情報などを発信するYouTuberのSUさんは、2月にハワイ州の州都、ホノルルの日本食レストランで「とんかつ定食」をオーダーしました。カツに付け合わせの千切りキャベツ、ご飯にみそ汁、お新香と、国内の「とんかつ定食」と何ら変わらない見た目ですが、SUさんによると「約8000円でした。44ドル+20%チップ」とのこと。
レートにも寄りますが44ドルは6500円を超え、チップも1000円越え。JALグループのモバイルレンタルサービス「JALABC」によると、ウエイターが席まで料理を持ってきてくれる飲食店の場合だと15%~20%が相場だそうです。SUさんが特に高くチップを払ったというわけではありません。
投稿には「9月にハワイ行く予定なので、今から戦々恐々としています…」「もっと早いうちにハワイに行っておけばよかった」「見た感じ1500円のとんかつ定食だね。円安ってこわーい」と価格差などにショックを受ける声が多数寄せられていました。
日本の4倍を超える価格の「とんかつ定食」のお味はいかに? そして、外食費のほかに円安が辛く感じられるのはどんな場合? 投稿者のSUさんにたずねました。
渡航費用も値上がりし、円安の影響が…
――こんな価格になったのは、やはり円安の影響が大きい?
「非常に大きいですね。さらにチップ文化のアメリカでパーセンテージは任意ですがハワイは飲食店では20%上乗せがマストなんで、それも大きいかと」
――お味はいかがでしたか?
「味は素晴らしく美味しかったです。日本の美味しいトンカツ屋と遜色ないです」
――外食以外で海外旅行中に、円安のせいで金銭的に辛かったことは?
「あります。渡航費用が高いことですね。コロナで減った国際線の便数が戻り切っていないので、コロナ禍前の2019年以前のような航空券の安売りが少なくなったこと、燃油サーチャージ(燃料費など価格により通常の運賃に上乗せされる運賃)が原油高騰で上がっていることも関係しています。
あと、ハワイより燃油サーチャージが安い東南アジア方面でも、ホテル代が以前よりかなり上がってます」
――海外に旅行に行く時、金銭的にキツイ思いをしないよう、工夫されていることは?
「なるべく安いフライトを選んだり、時間はかかりますが経由便を選んで航空券費用を抑えたり、ホテルではなく民泊、エアビー(民泊サイトAirbnb)を利用したりしています」
ここ数年で約40カ国を旅行したSUさん。「旅系YouTuber」として、渡航先は視聴者が行きやすい国や興味を持っている国を情勢にあわせて選んできたそうで、「特に昨年のイスラエルとパレスチナ(戦争開始2ヶ月前)ヨルダン、ロシアはかなり刺激があり、当時に行って良かったと感じています」とのことです。
「乱立する旅YouTuberの中で企画力と行動力で勝負してます」と自負するYouTubeチャンネル「SU channel」では、訪れた国の街並みや交通機関の料金や乗り心地、宿泊施設の設備や過ごしやすさ、現地のグルメの味や価格などさまざまな旅の情報を発信。メディアでほとんど取り上げられない国内外の側面も知ることもできます。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)

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海外だと全体的な相場もあるので何とも言えないけど、ニセコなんかでは非常識な値段でも海外客は喜んでいるそうだ。

バブル景気で浮かれた湯沢マンションの二の舞にならなければいいけどね。

気を付けてください。