「再稼働せず」は“想定外”の東電――東電延命させる総合計画の実態 - 週刊金曜日編集部

「再稼働できるよう最大限努力する」と述べる東京電力の西澤社長。(撮影/横田一) 東京電力の新しい経営計画「総合特別事業計画(総合計画)」が枝野幸 男経済産業相に認定され(五月九日)、政府(原子力損害賠償支援機構)の一兆円の資本注入と実質的国有化が決まった。 総合計画では、東電の解体をにらん だ分社化の方向は示されているが、発送電分離に至る道筋は不明確で、東電をはじめ電力会社からの強い抵抗も予想される。最大の問題は、一般家庭の電気料金 一〇・二八%の値上げと、新潟中越沖地震で稼働停止している「柏崎刈羽原発」(新潟県柏崎市と刈羽村)の再稼働をセットにしている点。