Winny事件で日本が失ったもの

2011年12月21日 07:39

池田信夫

Winnyの技術 最高裁で、Winnyの金子勇氏の無罪が確定した。彼には情報通信政策フォーラム でも話してもらったが、ここに至るまでの7年は長すぎた。日本のP2P技術は、もう壊滅してしまった。

本書を読めばわかるように、Winnyはクラウド・コンピューティングの先駆だった。転送するファイルを途中のノードに蓄積して負荷を分散する技術は、その後の海外のP2Pクライアントにも使われ、SkypeはP2Pによって低価格の電話を実現した。

しかし京都府警は世界で初めてソフトウェア開発者を逮捕し、日本からP2Pソフトウェアは姿を消した。Lessig も「日本の先進的なブロードバンド産業を萎縮させる」と懸念していたが、日本からは検索エンジンも音楽配信システムもなくなった。他方で開発者がコントロールできなくなったため、Winnyを使った海賊行為やウイルスは野放しになった。

この判決を機に、文科省も著作権保護について考え直してはどうだろうか。刑事罰まで使って著作権を保護することは、中山信弘氏 も指摘するように、既存の著作者の利益を過剰保護する一方で新規参入を阻害する。いま日本で求められているのがどちらか考えれば、政府のとるべき方針は明らかだろう。

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いやー。ポリも検察も政府もやはり、理科系の技術、生産の分かる人を入れないとダメだと言う事。
一般的に理科系はあたまいい、文科系は馬鹿と言う構図になっているから、
文科系の奴は悔しくて仕方ないんだね。
頭の良し悪しはそういったもんでは無いんだけどね。
あ~~~あ、バカは死ななきゃ治らない。
でも、バカとハサミは使いよう。