こっちの水苦いぞ 鹿児島 II | 我が麗しき君と摩天楼

我が麗しき君と摩天楼

沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

続きです。

*前回書き忘れていました。

「危険なふたり」
2番♪年上の人♪まで歌って「♪美しいすぎる♪」を歌わず、右手のひらを口元に持っていき、会場を「ん?」というやんちゃな表情で眺めていました。

♪ああ~ああ~それでも、愛しているのに♪と言ってくれるので会場は大喜びです。


それでは、前回からの続きです。


MC

ちょっと待ってね。

汗だくでシャツが張り付いたお背中をご覧になった会場の皆様からどよめきが。

お水のボトルの口の上部をつまみ、左右に揺らしながらよろよろと振り返られました。


ちょっと入れないとね、手が震えてしょうがないんですよ。

こんな仕事してると、・・・あの~あれですよ。

・・・あれじゃわかんないですよねっ!

ええ~ここ2週間ばかり風邪の後遺症で、
風邪で後遺症っていうのもあれなんですけど。

あのね、喉がちゃんとなってない時に歌ってたんで、こんなに、浪花節になってしまいまして・・・。

え~仕事の最中に風邪をひくということが今まで無かったんですが、油断してたんですかね。

大阪に河内長野ってとこがありましてね、神戸行きに乗って、そこで空腹でね、空腹で、それで冷房が効いててね、あ~涼しい~と思ってね、まだ50くらいのつもりでいたんですね。


その時、私のすぐ後から「まだ若い!」の声が!


なぜかその日はね、ぜんっっぜん、お酒がね、入らなかったんですよ。

最初にぬる燗で一合呑んで、んで冷やで一合呑んで、いやいや、普通の人はこれくらいで止めとくかもしれませんが、・・・これから始まるって時に。
(次は)何を呑もうかな~なんですよ。

そしたらね、入らないんですよ。
本調子じゃなかったんですかね。

なんか、ぼお~っとしちゃってね。
毛布をばっとかけてね、それがちょうど祭日の真っ最中ですよ、昼間の。

医者に行こうと思って、次の日が23日、秋分の日、でその日に行けなくて。

緊急で行ってもさ~ちゃんと診てもらえないわけよ。

普通の内科医くらいしかいないでしょ?
もしかしたら研修医かもしれないでしょ?

24日に行ってね、薬飲んだら熱がばっっと!も~びっくりしましたよ。

最近耳に入れるやつがあるじゃないですか、時々聞こえないんですよ。

あ?今鳴った?あれ?とか言いながらですね。

で汗かかないんですよ。

乾燥しちゃってて、風邪の症状で、汗かいて、拭いて、それで新しい服着て、っていう具合にってできないんですよ。

薬飲まないといけないから食べて、薬飲んで、食べて薬飲んで寝て、食べて薬飲んで寝て、そしたらね、熱が38.9度まで出てね。

とにかく咳が出るから、咳が出るとこの辺(左右の横隔膜辺りを示して)が痛くなるでしょ?

ごほっごほっっっごほっっ。

痛いから咳を我慢して、もう寝るっ。

そしたらね、歌詞がね、ぐるぐる回ってきてね。

そして25日、札幌ですよ。
24日にスタッフは先に行ってて。

「明日中止にしてっっ!」って言ったらどうなるかな~とか考えたりしてね。

そしたらまた年寄だとか言われちゃうんだろうな~沢田もやっぱり歳だよな~67?ジジイじゃん!

そしたら熱が下がって、でね、先生に詳しく言わなかったんですよ。

「声帯を〇〇(覚えていません)しない薬を出してくださいね」って言わないといけなかったんですよ。

そういうのあるんですよ。

だからいろんなところでね、あの舞台とかで、各地の耳鼻咽喉科の診察券がぶわっとあるんですよ。

鹿児島から札幌まで、あの~帯広まで診察券があるんですよ。

そういう時はね、〇〇の薬(忘れました)を出してもらうんですけど。

「解りました。今すぐこの薬を飲んで下さい。舞台は何時からですか?」

「え?6時から?」


「・・・大丈夫です!」

って、本当にそうなんだから。
出るようになるんですよ!

声帯っていうのがこうきれーに真っすぐ伸びてると、声を出した時にちゃんと出るんですけど、これがね。

え~各地で皆様にご迷惑をおかけしたがら、え~まあ、今日に至ったというわけでございます。

え~今度は、新曲をやります!
全ての被災地に向けて、祈りを込めて歌います。



「ウィンクでさよなら」

瞬殺のひざまずき、♪ I love you ♪ I need you の歌唱部分とわざと?外して、指先をステージギリギリまで差し出して、ああっっっっっ、熱を帯びたこの身は硬直し鳥肌が。

「バイバイジェラシー」

思わず飛び跳ねてしまい目眩が・・・。
♪Bye bye jealousy ♪のところは右手をバイバイすることを学びました。
軽やかなステップではございましたが、お手が阿波踊りに見えたのは私だけでしょうか。

「ねじれた祈り」

やはりこちらはいつ拝見しても素敵でして、大好物のお背中は腰まで汗をかかれ、シャツがビッチリ張り付いておりました。
長崎ではされなかったんですが、鹿児島では、背中を向かれた時に左右の肩を交互に上下されていました。
シャツの襟が汗に濡れ、胸元に張り付いてみだれまくっていました。
何度もはだけた胸元を整えようとシャツを引っ張られるんですが、汗でびっしょりに濡れたシャツはそうもいかず。
大変うっとりです。

「甘いたわむれ」

指笛は大成功でございました!

ありがとう~。
ありがとう~。
ありがとうね~。

「恋のバッドチューニング」

指笛で濡れた両手の指先を念入りに拭いていると、グレースさんフライング。
下山さんとカズさんは無表情の直立不動、グレースさんの「ん?(やっちまったという表情)」、ジュリーさまの「ん?(なにかあった?という表情)」、拭いたお指をもう一度何事もなかったかのように拭き直して。

ありがとうっ!

と仕切り直されました。

先月はまだ大人しめだったグレースさんでしたが、鹿児島ではたくさんの笑顔を見せてくれました。
お元気になられてよかったです。
実は私と同じ歳なんですよね。
だから渋公とも同じ歳なんですね。







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ちょっと・・・熊本が始まりますので、鹿児島の続きは後ほど頑張ります。