14年ぶりの旧友たち | 我が麗しき君と摩天楼

我が麗しき君と摩天楼

沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

ビール2杯で酔っぱらっていて、とてもいい気分です。


今夜、18歳の頃からの友人達に居酒屋に連れて行ってもらいました。
14年前、私の送別会をしてくれた人々です。

そして皆みごとに独身です。
わはは。

ですから、話題はもっぱら「どうして婚期を逃すはめになったのか」に集中しました。

幸か不幸か運命のいたずらか、嫁をもらえず、嫁に行けなかった、私とその友。

類は似て集まると言いますか、広い世の中、この街は狭いですが、14年ぶりに会っても同じ資質を持つ者は地味に盛り上がりました。

50を目の前にした婚活浪人、まあ~ここまで縁に恵まれないのもね~と互いに傷の舐め合いでございます。

その理由をあげれば、出て来る出て来る~。

しかし、その一歩を踏み出さなかったということは踏み出せなかったということで、無理をすれば出来たんでしょうが、しなかったというのは結局その資質が勝ったと言うか、状況を打破する覚悟が怖かったんでしょうかねえ。

まあ、そんなややこしい縁により多く恵まれていたというとなんでしょうか。

昔かたぎの律儀でお人好し、正義感が強くて言いたいことは言う。

まあ、50にもなれば多少強くなくっちゃあこの世の中渡って行けませんわ。

あ、だから行けないのか。そうか。

次なる話題は仕事です。

もう皆ばりばりベテランさんですよ。
すごいわ~。

独身だと仕事に専念出来るからなのか、まあ~えらい剣幕です。
ちゃんと皆仕事をしていました。

若い頃は「ベビーブームで生まれた最近の若い子はなっとらん!」と言われた私達ですが、言われたことはそっちのけで、現在自分達が「最近の若い子は!」と眉間にしわを寄せ言い放っています。

へえ~そうなんだ~。

と、NYで好き勝手にやってきた私が少し小さく感じました。
みんな地道に頑張って来たんですね。

とその時、私達の席の前後に小さな子供連れの親子を二組発見しました。

そしたらば、「こんな時間に酒の出る場所に子供を連れてくる、あんな親がいるから日本はダメになる!」と友のひとりがイカって言いました。

あら、そうなの?
日本では夜11時過ぎに子供連れで居酒屋に来ることはダメなんですか。

「まあまあ、そんなに大きな声で言うと聞こえるから。」

「いいのよ!このくらい言ってやらなきゃ解んないんだから!あの親は。」

あはは~きょうれつう~。

「子供はね、夜9時には寝ないと脳細胞の発達に影響があるのよ!」

なるほど~。

その後私の職に話が及びまして、日本社会の非常に為になる仕組みやら、田舎街で生き抜くケースバイケースでの対処法などを教えてくれました。

さすがに一言一言に説得力があります。
50年もたったひとりで生きてきただけあります。
あ、これ褒めてんですよ。

ついでに、私が現在も探している事業所の場所もある程度見通しがつくかも、というところまで世話してもらえるようになりました。

ありがたい。

そしてまた話は最初の「婚活」に戻るのです。

もう殆ど堂々巡りのような気もします。

生活感があるようなないような話が何時間も続きました。
突っ込みどころも反応も同じ、14年前と全く変わっていませんでした。
あ~だのこ~だの言いたい放題です。

今夜はこの身の明日への活力となる貴重な会合でした。

またね~。














本日のデザート:アップルパイ

リンゴはどこだ。
小さ過ぎる。
いちごジャムが甘すぎる。