昨日の続きです。
その前に、9月17日「 Pray・福岡」の記事で追記を一カ所しております。
太文字にしておりますので、少しですが、よろしかったらどうぞ。
さて、もう少しでこの旅シリーズも終わりますので、本日も写真が多くなっておりますが、ご容赦下さい。
前日、南アルプス、北イタリア、ガルダ湖を訪れた一行は翌朝8時出発、水の都、ベネツィアに向いました。
山に畑という美しい景色には、他の国々よりもずっと古めかしい農家が目立つようになりました。
ベネツィアへは車の乗り入れが禁止されておりますので、私達はギリギリのところまで車で行って駐車して、すぐ側の駅から市営電車でベネツィアに渡ります。
朝のラッシュは避けられましたが、観光客の方々は多かったと思います。
最初イタリア語はチンプンカンプンで、今年からイタリア語を学校で選択予定の甥に頼りっぱなしでしたが、このあたりから発音は別として、不思議な文字の並びには慣れてきました。
そして挨拶はもっぱら「ぼんじょ~るの~」「ぐらっつえ~」で全てをおぎないました。
でもあまり堂々と言うとイタリア語で話しかけてくるので、英語かドイツ語でお願いします~と伝えます。
他の国はそうでもなかったのですが、イタリアには世界共通言語の英語をしゃべれる方、すぐ北に位置するドイツ語をしゃべれる方が非常に少ないことに気がつきました。
そう言えば、フランスもそうでした。
英語で話しかけてもフランス語で返ってくるんですよ。
ドイツ生まれドイツ育ちの甥に言わせると、両国は自国の言語と文化に誇りを持っているから、他言語をしゃべれないんじゃなくてしゃべらないんだということでした。
なるほどね~日本と同じようなもんかな~。
さて、電車で20分ほど、到着致しました。
「ベネツィア( Venezia )」でございます。
行かれた方々はもちろん、皆様もよくガイドブックで見られる、到着広場、駅前ですね。
全長4キロ弱の大運河( Canal Grande )がすぐそこに横たわり、多くの宮殿や寺院が立ち並びます。
それを渡す唯一の橋、リアルト橋( Ponte di Rialto )も見えます。
ここでベネツィアのファンの方々には申し訳ないのですが、実は私と弟はこのベネツィアの街に他の街と同じほどの感動はありませんでした。
お天気に恵まれなかったから、というわけではありません。
歴史ある建造物は本当に素晴らしいです。
大小の運河沿いに立ち並ぶコケの生えた住まい、
煉瓦作りと木枠の窓、
ひび割れ腐食(触)して崩れ落ちてしまった塗り壁、
そこからむき出しになってしまった錆び付いた鉄の配水管、
重たい鉄のドアに掛かる重厚なドアノブ、
一階の部屋の小さな窓に取り付けられた蜘蛛の巣の張った鉄格子、
石畳の細い路地裏、
それらには昔繁栄したのであろう商人の街、その趣が感じられます。
でもこの街も今では観光地化が進み、美しい重要文化財などには垂れ幕や張り紙が掛けられていました。
建造物には落書きも多く見られました。
嘆かわしいことに、その老化が進んだ建造物の修復が施されているとはお世辞にも言えません。
サンマルコ広場( Piazza San Marco )は多くの観光客で溢れ、名のある芸術家、文化人が通っていたカフェは存在するものの、その周りはお土産屋さんが立ち並んでいました。
なんだかちょっと興ざめです。
美術館や劇場も沢山ありましたが、今回は滞在一日の計画でしたので、入場しませんでした。
4人揃ってゴンドラにも乗る予定でしたが、上記の理由で乗船する意欲が無くなりました。
こちらゴンドラ乗り場のひとつです。
これって、乗る気失せるでしょ~。
従って、ベネツィア一帯を地図を片手に徒歩で、ほぼ廻り終えました。
通常の街とは違い運河が無数にありますので、道無き道に出たりもしましたし、そこから見える景色もよかったりそこそこだったり。
観賞、観劇を全くしないのであれば、ベネツィアは一日で十分でした。
まあまあの感動で、私達は夕食に期待を寄せます。
わくわく。
本日も例のごとく、弟が見つけ出してくれました。
もう二度と行けない、どこをどう通って行ったのか記憶なし、こちらです。
「 Cantina "do Spade" 」
前菜:たこサラダ
主菜:イカ墨スパゲティ
主菜:ハマチ?バルサミコ酢ソースがけ
どれも美味しいです!
実に美味しいんです!
でも、前日に湖畔で食べた味には叶いません。
この意見は全員一致なので間違いありません。
たこサラダは前日の前菜でも頂き、4人から大絶賛を受けましたが、たこのプリプリ感とソースの旨味がいまひとつ、なにかが足りない。
イカ墨スパゲッティは前日のお店にはなかったので比べようがありませんが、こちらは非常に美味しかったです。
しかし、他のメンバーが頼んだ、ニョッキ、ラザニア、等のパスタの票が伸びず、総評は前日を下回りました。
最後のお魚料理も前日のものには叶いません。
いきなり初日で美味しいものに当たったというのも考えものですね。
それともベネツィアのレストランってこんなものなんでしょうか?
あ~でもないこ~でないと口々に感想を述べながら、本日3つ目(甥は4つ目)となるイタリアンジェラート、運河沿いを歩きながらデザートを頂き、駅に向います。
12時過ぎまで電車は走っていますので、本数は少なくなりますが、大丈夫です。
ホテルに帰れます。
ベネツィアの街のライトアップは、私が訪れた「アムステルダム」、「ブリュッセル」、「パリ」、「プラハ」、には及ばず、地味なものでした。
しかし、これこそがベネツィアの美しさであるという方々もいらっしゃると思いますので、あくまでも私の感想は参考までということでお願いします。
そしてイタリア3日目は、南アルプス山岳地帯です。


























