NYチャンポン事情 | 我が麗しき君と摩天楼

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沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

昨日の記事に、お魚屋さんの写真を追加致しました。
NYのフィッシュマーケットに御興味のある方はどうぞ。

さて、本日も食に関する日本人ならではの訴えです。

ここ最近週に1回は足を運んでいるラーメン屋さん、「たばたラーメン」が、9thアベニュー(縦に伸びる道)と40丁目(横に伸びる道)の角にあります。

以前にもちょこっと書いたことありましたね。

近年はラーメン屋ラッシュで、やたらめったらラーメン屋さんがオープンしていまして、日本人では想像もつかない素材を具にしたり、斬新なスープが出回っています。

こちらの「たばたラーメン」に私が姿を現すようになったのは、毎日利用する「ポートオーソリティー・バスターミナル」のすぐ裏に位置する、それだけの理由です。

一昨年オープンしたこのお店は、日本で修行を重ねた、ネパール人だかチベット人だか忘れましたが、とにかく日本人ではないラーメン職人です。

片言の日本語を使って非常に愛想よく話しかけてくる、陽気なおやじです。

ここ最近ではマンハッタンでは一、二位を争う美味しいラーメン屋さんと人気が出ております。

いつも私は、当たり障りのない「塩ラーメン」もしくは「醤油ラーメン」、半チャーハン豚肉入り(鶏肉入りもあります)、自家製餃子、この最強3点セットをオーダーします。

あ、お値段は、こちらのセット、チップ込みで$25(約2575円*やった~1ドル103円になりました!どんどんいけ~!)です。

このどれも美味しいです。と思います。
特に餃子は絶品です。保証付き。

日本で修行を積んだだけでこれだけの味を出せるのは凄いですよ。

おやじの努力を汲んで、先週は新メニュー「味噌つけ麺」を食べてみました。


日本のラーメン屋さんでつけ麺を食べたことはないのですが、見た感じこんなもんですか?

なんだか具が気持ち質素なような気がしました。
味噌味のつけ汁は、辛味とコクがちょうど良くて美味しかったです。

そして本日はまたまた新メニューの「チャンポン」をオーダーしてみました。

私のオーダーを取ったウェイトレスが、キッチンに向って片言の日本語で「シーフードヌードルいっちょう!」と言うのが聞こえました。

え。チャンポンはシーフードかい?
まあいいか。

そして、シーフードヌードル(私がチャンポンと言ってオーダーしたもの)が出てまいりました。


あ。シーフードですね。確かに。

海老とイカが入っていて、豚肉は入ってないですね。
一切れも。

チャンポンに豚肉が入っていないのかい。

ニューヨーカーの方々は宗教上の理由などで豚肉を食べる方が少ないです。

こちらのお店でもそれを十分把握して、チャーハン、チャーシューは豚肉と鶏肉から選べるようになっています。

ややこしい。

鶏肉のチャーシューなんか聞いたことないわい。

で、今日食べたチャンポンですが、豚肉が入っていないため、まが抜けた頼りない味になっていました。

食べている途中で胡椒を足しましたが、なんか違うな~。

んで、写真をご覧頂いてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、チャンポンには無くてはならないものが無く、その代わりに「白菜」が入っていました。

「キャベツ」でしょ~よ。
チャンポンは。キャベツよ。

白菜だと水分が出てしまって、とんこつスープが薄くなっちゃってるでしょ~。

そして具は最初に炒めといてくれないとダメでしょう~。
ついでに、「青ネギ」じゃなくて「サヤエンドウ」じゃないかな~。
さらに「椎茸」じゃなくて「キクラゲ」のような気もするし~。
モヤシは少ないのね~。

不味くはないんですよ。

いやいや、美味しいんですよ。
日本のチャンポンの味をすっかり忘れてしまった私には。

事実、何かが抜けて余計な何かが入っていることに気がつくまでに、少々時間がかかりましたから。

でもやっぱりチャンポンはシーフードだけじゃなくて、豚肉、できれば豚バラがあってこそだと思ってしまうんですけど。