今日はとても良いことをしました。
気分がいいのです。
ああ!その前に、これ見ました。
朝日新聞、1月7日(月)朝刊~。
毎日航空便にて日本よりNYへ配達されていますの。
と言っても、配達時間に10時間以上かかりまして、こちらに到着するのは前日の夕刻です。
日本の7日の朝刊が、NYの6日の夕方に到着します。
現在日本との時差は、こちらの方が14時間遅れです。
あら?もしかすると最近は物理的に郵送されるのではなく、オンラインのデーター配送なんですかね?
日経新聞とかはそうなんですよね。
まあ細かいことはいいや。
とにかく、私が渡米してきた時にはもう配達されていましたから、おお~NYにいても日本の新聞が見れるんじゃんか、と驚く必要はありません。
TVも番組が限られますが一応見れますし、日本で起こっていることは全てお見通しです。
見る見ない、読むか読まないかは別として。
さてさて、深夜仕事が終わり、今日も42丁目、タイムズスクエア近くにあります、ポートオーソリティーというバスターミナルで、NY州のお隣の州、ニュージャージー州(我が家のある州)行きの帰りのバスを待っていました。
深夜も過ぎたこの時間になりますと、こんな具合にすっからかんです。
椅子に座ってバスを待っていましたら、40代くらいのアメリカンな女性の方が、バタバタと駆け寄って話しかけられました。
「すみません。あなた英語話せる?」(焦り気味)
見るからにアジア人の私への、この話しかけ方は非常に正しいです。
直感で、この方は常識があると判断しました。
私の「ちょっとならね。」と答えたあたりも、なかなか洒落ていて自分でも「いい」と思いました。
この「ちょっとならね」の一言に「事情によっちゃあ助けてやらんことも無いわよ」という意味を含めましたので、この微妙な意思の疎通が初対面同士とは言えなかなか絶妙でした。
その女性の方は、焦りながらも私の気持ちをくみ、走ってきたのでちょっと咳き込みながら「どうもありがとう」とおっしゃいました。
わかったらしい。
彼女の事情というのが、
自分の娘が病院に運ばれたと聞いて、居ても断ってもいられず、とりあえずここのターミナルに来たんだけど、お財布を忘れちゃってバスに乗れないのだというのです。
あと4分で現在娘さんがいる街行きのバスが出るそうで、それが最終バスだということで、どうしても今$9.80(9ドル80セント)必要なんだそうです。
ほほ~。
住所を教えてくれればあとで必ず返します。
どうか$9.80を貸して下さい。
貴方しかいないの!
他の人皆話しかけても、寝てるか英語が話せない人達なの!
お願いだから助けてくれませんか!
むむ~。
確かに、そこのおやじは寝ているし、私の隣に座っている野郎もぽっか~んとして、見るからに英語が話せるとは思えないな。
彼女は額には汗をかき、息切れしながらその事情を何度も何度も繰り返していました。
数秒悩んだ結果、私は$10差し上げることにしました。
ちょっと甘いかな~とも思いましたが、事情がどうあれ、常識あると思われる人がこれだけ懇願するのだから、よほど切羽詰まっているのだろうと思いました。
実のところ、NYのあらゆるところでは、不良少年少女やら、浮浪者に近いやからが、金銭を請いているのを何度も見てますし、何度もせびられています。
でもですね、この女性には多少なりとも誠意と、よんどころない事情と、切羽詰まった感が感じられたのです。
現金を差し出し、使っていいよと言うと、何度も何度も私の連絡先を聞いてきました。
「あなた、早くしないとバス出ちゃうわよ。娘さんどこにいるの?」
「シラキュースにいるの。どうもありがとう。本当にありがとう!」
そう言って彼女はまたバタバタとバスのゲートめがけて走って行きました。
??
シラキュースーーーーーーーーーーーーーー!
シラキュースって、トム・クルーズ出身のニューヨーク州の街じゃんか。
ここのゲート達は確か皆ニュージャージー州行きのバスのゲートのはずだがな~。。。
勘違いかいな。
いんや!
ここからシラキュースまでバスで行ったら、約2時間以上はかかるはずやん!
そんなに時間がかかるバスの長旅が、たったの$9.80のはずが無いやんか!
我が家の街まで平均30分が$6.15もするのに!
うう~。
私の英語力と人を見る目はまだまだ開拓の必要があるということなのか。
そ~だろ~な~。
今調べましたら、確かに「シラキュース」という街はNJにあるようなないような感じです。
シラキュースの後になんちゃらという言葉が付いて「シラキュース〇〇〇〇」という街だったらあります。
むむむ~。
ちょっと悩むところではありますが、あの彼女の必死な形相はただならぬ事情があったのだと思うことにしました。
なんてやさしい~。おひとよし~。
$10~。
本日の夜のスナック



