アメリカ大統領選挙(3) | 我が麗しき君と摩天楼

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沢田研二さんへの想いを胸に秘め、ニューヨークに14年滞在後2013年帰国。
変わり果てた日本で逞しく生きる日々。

本日のテーマについて、もうこれ以上知識は必要ないと思われる方は、とっととご退場お願い申し上げます~。
さて、昨日の続きです。

アメリカ大統領選挙の開票は、国民の投票が終わってから、直ちに行われます。
今年は、7時頃全州で全投票が終わって、2億に近い開票が始まり、次の日の朝2時頃、約7時間で決着がついたわけです。

はや。

オバマくんが勝利したのは、この数字だけ見ると大差で勝ったように見えますが、この数字は「選挙人」と言いまして、全州にちりばめられた538人の投票数です。
過半数の270を超えた時に、その大統領候補者の勝利が決まります。


全米の有権者に投票をしてもらいながら、決めの数字はこの「選挙人」の投票次第、と言うことになります。

これが、よ~解らんかったところですね。私は。
この「選挙人」って誰かいな~。

「選挙人」の数は、合衆国憲法で各州何人づつにするのかは決まっています。
各州の人口に比例してたり、その州の経済状況、アメリカ合衆国に与える影響などが基準になっているそうです。
一番多いのはカリフォルニア州の55人、続いてテキサス州38人、ニューヨーク州29人です。


「選挙人」は、大統領選挙直前、11月第1週目の火曜日、全ての州で一斉に同時に選ばれます。
18歳以上のアメリカの市民権を持つ人の中から、厳選に、各州の州会議で選ばれるわけですが、この時、年齢、性別、人種、皮膚の色、を選出基準に入れてはいけません。

ここでもまた、私はこの「選挙人」には選ばれないことが判明しました。
私は市民権を持っていませんよって。

ちなみに、市民権を持つと、ジュリー( Jury )陪審員にも選ばれます。
私が好きなのは、ジュリー( Julie )沢田研二様。
くれぐれもお間違いのないように。
RとLの発音が苦手な日本人の方は、要注意ですな。

さて、話を戻しまして。

各州で選出された「選挙人」は、誰になったのか全く公開されません。
彼らは、自分の意志で自分が好きな候補者に投票するのではなく、各州の有権者の代表として、自分が住む州の有権者が多く支持した候補者に、無記名で投票することを求められています。

開票時、まず、全国有権者の投票数が州別に出てきますが、この投票数が過半数に達し時に、「選挙人」は自分の州が支持する候補者に黙々と投票するのです。

例えば、オバマくん大人気のニューヨーク州では、NY州の有権者一般投票でオバマくん勝利になりました。
その結果、全ての「選挙人」29人分、29ポイントを、オバマくんが独り占め出来るわけです。

はっきり言って「選挙人」の少ないアイダホ州(4人)、バーモント州(3人)でちまちま票を稼ぐより、「選挙人」の多い州でど~んと頂いちゃった方が話は早いんでしょうかね~。


一番最初の写真では、オバマくんとロムニーくんの「選挙人」の差は、103(人)ポイントも開いていますが、全国有権者が投票した総数では、2人の差は1%しかありませんでした。
少なく見積もっても、150万人ですか?

お~あぶねぇ~。

2番目の写真では、青がオバマくんが制した州で、赤がロムニーくんが制した州です。
土地面積からいくと、ロムニーくん優勢に見えますが、「選挙人」の数を見てみると一目瞭然ですね~。
オバマくんはいいとこ頂いちゃっています。


大統領候補者達も毎度のことながら、各州へ「僕に入れて下さい~」選挙活動も、大統領の激務に匹敵するほど大変なんですよね~。

次回に続く~。












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