決戦は始まったばかり…だけど！

今日は、弟が東京の国立がんセンターに行く日でした。

〝いざ、決戦〟と、気持ちとしてはハチマキをキリリと締めて臨む！いう感じでしたが、仕事で休みが取れず、弟だけ新幹線で朝早く上京して病院へ。

私は仕事をしていても、一日中、心配で心ここにあらず…でしたが、昼休みにようやくラインをしたら、診察だけではなく検査をすることになり思ったより時間がかかりそうとのこと。

夜遅くに帰宅してラインをしました…

「今日は採血と検尿とレントゲンと心電図の検査をしたよ。…結果は、肝機能が悪いって。脂肪肝みたいだって。この値が「病気」が原因なのか「副作用」が原因なのかは今の段階ではわからない。来週の月曜にもう一度行ってCTと肝臓の検査する。それによって、25日予定の抗がん剤（地元で今受けている5FU ）をストップして、すぐ受けられる治験に申し込むか、予定通り抗がん剤を受けて次の治験を探すか検討するって…」という返事

脂肪肝！？

思いもよらぬ話です。

がんになってからはお酒も飲まず、食事にも気をつけています。

とすると、やはり薬の影響？…それとも、がんになる前の生活が蓄積された？

どちらにしても、寝耳に水です。

今まで、そんなこと

一度も言われたことない！

結局、決戦！…と思ったけれど、肩透かしのような、別の心配が増えたような、もわんとした感じです。

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でもね、 弟には悪いけれど

なんだかホッとした自分がいます。

やっと、しっかりと悪いところを見つけてもらえる…

ちゃんと向き合って話をしてもらえる…

ようやく弟に合った治療法を探ってもらえる…

 本当は、これが今一番求めていたものだった気がするんです。

私は、医師じゃないし、医療関係の専門家でもない。

だから、心から信頼して治療をしてもらえる専門家に診てほしい！

国がんの免疫療法担当の先生は、私が何度も市民公開講座やセミナーでお話を聞き、フェイスブックを拝見し先生の専門やお考えを知ることができ、お人柄もよくわかりました。

最後には、セミナー最後のQ&Aコーナーで、大胆にも「先生に診ていただくには、どうしたら良いのでしょうか？」と質問票に図々しい質問までしてしまいました！

もう、なりふり構わず、藁にもすがる思いでした。

先生は、温和な笑みを浮かべながら、丁寧にお答えくださいました。

ようやく希望が叶ったのです。

結局、今日は何も具体的な治療法が示されたわけではなく、更に新たな敵が出現した残念な結果になってしまいました。

まだまだ、これからです！

でも、霞んでいた道がほんの少しだけ見えてきた気がします。

bb.