とんでもない作品作りしたな。

ていうかSFにおいて一番難しいのがタイムトリップ物だという事が分かってないのかなあ。
夏菜子と土屋太鳳ちゃんの歌声はすごく良かった。
でもさ、あれだけ無茶苦茶に歴史を改変しちゃったら本人の歴史どころか全ての歴史を全く違う流れにしてしまうのがどうしてわからないのだろうか?
結果、並行世界をひとつ作ってしまっただけなんだよ。
「全日本歌謡選手権の10週目の発表時に忽然と消えた人気歌手がいた」世界。
石野真子が土屋太鳳見て「あの娘に似ている我が娘」と感じないのも不思議だし、どうせそういう形にするならば「最後に抱き合ってめでたし」じゃなくて、母が娘に「やっぱり翼ちゃんはあなたなのね」くらいの結末付けないと決着にならんと思う。

すげー良い世界作ってたから、この中途半端さは残念としい言いようがない。
残念だなぁ。