つづきです。
相沢川右俣支流を詰め上げて毛無稜線の相沢越を目指します。相沢越を北面から攻めることになります。
沢床を歩きます。水量が多くなくてよかった。
増水時は厳しそうです。
道は無いので沢床を歩いたり高巻いたりと自在に選択します。
水面が落ち葉で隠れているので要注意。知らずに踏んじゃうとドボンです。
年間どれだけの人がここを歩くのだろうか、気になるところであります。
お地蔵様が鎮座してた穴のように見えました。
こっちじゃなくて
こっちだったりと、枝沢に注意です。
ジオグラフィカで逐一確認。頼り切ってしまってます。便利な道具です。
ゴルジュの岩場。登ります。
ちょっと厳しいところも。
悪場を振り返ります。
険しくなってきます。
ここで幻覚か錯覚か、ピンクのひらひらがおいでおいでしてるように見えます。
まさかと思い目を凝らしましたが、
幻覚ではありませんでした。ピンクリボンのマーキングが。全く期待していなかったのでこれにはびっくり。今年一番のサプライズです。こんなところを歩こうという人が他にもいるようです。さすが西上州、奥が深いです。
この先ピンクに導かれるように悪場をうまく巻いて行きます。
神様仏様ピンク様のおかげで急に不安感は無くなり、テンションが上がってきます。
ケルンも見るようになります。このような秘峡で人の痕跡を目にするととても頼もしく感じます。
つづきます。