TVアニメFAIRYTAIL100年クエスト第7話『結果オーライ』感想 | ルーメン・イストワール

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「潮風が気持ちいいね」

「ああ」

「この町はきっと大丈夫よ!!」


あらすじ…イグニアの力を借り、仲間たちと共についにナツは水神竜・メルクフォビアの討伐を果たした。守り神を失いながらも崩壊した町の再建に乗り出したエルミナの町人たちの前に、カラミールがやってきて…。そして残る四体の神竜の情報を得たナツたちは、次なる目的地ギルティナ大陸中心部へと向かうのだった。一方、正体を現した白魔導士は「妖精の尻尾」を壊滅させ、ナツたちを次なる標的と定めていた…。


祝福の港町

水神竜編クライマックス回。

大団円として、良い読後感でしたねー…

水神竜が祀られているエルミナは「港町」で、海に近い場所なわけですが、戦いが終わり平和になった今だからこそ気づけた「潮風の気持ちよさ」

ここは、原作以上に特別な空気が流れていました。

幻想的なBGMも相まって、見てて感動する。

僅かなやり取りですが、その中にこの戦いの意義が感じられました。

こういう平穏を守る為にナツ達は戦っていたのだと思いました。

ナツとルーシィが隣に並んで同じ景色を見てる絵面もエモーショナルでグッときましたし「この街はきっと大丈夫よ!!」というルーシィの台詞もエピソードの終わりに相応しい未来を信じる希望に満ちていて、ああいう言い方ができるのはルーシィだからこそだなぁと思いました

本編でそうだったように、人々の持つ可能性を信じているというか。妖精の尻尾に入って色んな冒険を経験してきたルーシィだから、ああいう祈りを捧げる事ができるのだと思います。

これまで平均原作の3.5話分ぐらい進むペースだったのに対して、今回は2話ちょいしか進んでいないというゆったり具合も感動の余韻を際立たせていましたね。

メルクフォビアが死なずに生きていたという事実も、下からゆっくりカメラが進みその事実を確認できて、込み上げてくるものがありました。

見てる側の心情とのシンクロ度合いが高いシーンだったと思います。

生きていたのが凄く嬉しかった!

「メルクフォビアと呼んでくれ」のシーンのメルクフォビアの笑顔が可愛い過ぎる!

水神様に可愛いと言うのもあれですが!

立派な大人の男性で美男子で、こういう人に可愛いってあんまり感じない派なのですが、この笑顔はあまりに純真過ぎてまっさらな優しさがあまりに尊過ぎました。

出てきた当初から感じてましたが、ずっと守られていてほしい、この笑顔…🙏

最初は死を望んでいるという点で見せる笑顔がずっと儚くて切なかったんですけど、この笑顔は完全に呪縛から解き放たれた姿で見てて救われました。

アニメの水神様、作画声共にありがとうございました🙏