TVアニメFAIRYTAIL100年クエスト第2話『竜の海』感想 | ルーメン・イストワール

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「わかったよ!この先ドラゴンの正体がわかるまで手を出さねえ

だけど少しでも仲間にキズをつけたら…滅竜する 必ず!!!!」


あらすじ…「100年クエスト」は五頭の竜退治だった!第一の竜・水神竜の情報を求めるナツ達は、エルミナの港町で不思議な体験をする。町全体が海中に没し、町人は魚姿に変身するのだ。そんな中、グレイが水神竜の名を口にすると、温和だった町人の態度が一変して…!?一方「妖精の尻尾」には、新人トウカのある言動から彼女を怪しむガジルとジュビアの姿があった。さらに「剣咬の虎」を訪れたジェラールが探しているのは、とある人物で…!?


キリア

今回、ディアボロスのドラゴンイーター刃竜のキリアが初登場。

この時のキリアの存在感半端ないですねー!

ナツ達が初めて接触したドラゴンイーターであり、やはり滅竜魔導士というだけで特別枠ですから。

結果偽物ではありましたが、水神竜と思われた竜を斬ったのもかっこいい。

これだけで一定の強さを確認できる描写でした。

アニメ版の声も大物感があり「おのれ等」とか「じゃ」とかジジイみたいな口調をお姉さんがしてるのギャップあって良いですね

ジジ臭いんだけど、元々は少し年上のお姉さんぐらいのキャラクターのイメージがよく反映されたボイス。

何気にめちゃくちゃ好きな声の感じです。

獣のような眼光とペロッと出した舌が野生的なのもかっこいい。

こういう貪欲さ、生への執念みたいなものがあるキャラ、確固たる信念を感じて好きなんです。

キリアに関してはギルティナの五神竜を喰うという目的にあそこまで強く能動的なのだと思います。

多分普通にしてたら綺麗な姉ちゃんだろうに、良い意味で自分がどう見られるかを気にしない、本能的な姿が素敵推せます

僅かな描写ですが、ナツvs.キリアの力のぶつかり合いもワクワクしました。

未知の第三勢力。力の底は見えず未知数で、ナツと言えど快勝できるかは分からない。

100年クエスト2話目。早くも新たな舞台での新たな戦いがフルスロットルで見てて面白かった!


メルクフォビア

実際の初登場は前回ではありましたが、今回から本格的に水神竜メルクフォビアが登場!

この水神竜編のラスボスです。

「神」の名を冠した最強の竜の一頭です

その存在に相応しい贅沢な登場の仕方!

海を割って出てくるというのが圧巻でした!

原作を読んで既に知ってはいますが、アニメは映像な分漫画以上にその特別な登場の仕方を堪能できました。

海を割るって改めてヤベェと感じました

満潮で沈んだので町全域が海になってるものと思われます。

それを割いて水がない部分が見えてる。

完全にこの海そのものを操ってるんです。

海というより水だろうけど、ヤバすぎる。これだけでギルティナの五神竜の想像を絶するスペックが伝わってくる。

でもって「私の海が騒がしいな」ですよ。メルクフォビアの代名詞的台詞!

メルクフォビアって漫画を読んでると分かりますが、温厚で争いを好まないような性格じゃないですか。なのにこの時だけは強強のイケイケの事を言うんですよ!

普段受けなのに攻めになってるみたいな(???)こういう時だけオスみ見せるのズルいだろー!!

梅原裕一郎さんボイスも最高でございます。

キリアもトウカも好きですが、現状100年クエストナンバーワンキャスティングはメルクフォビア。

梅原裕一郎さんは真面目堅物美形男やらせると外れないですよ…もうこのキャラの為にあるような声優さんに思えてくるぐらいのハマり具合。こういうキャラ何度もやってる印象で、故に普段と違う演技をされてる印象もないのですが、梅原裕一郎さんがよく演じてる梅原裕一郎さんのキャラらしい演技をするだけで大正解。求めてたものがそこにあります。

ただ相手を敵視するような怖い声というわけじゃなく、滲み出てる神々しさが半端なくて、これはギルティナの五神竜…!!と全面降伏でした。

原作通りの横顔もイケメン過ぎますし、ちょうど先日の先行上映はここまでだったんですが、良い導入でしたよね。もうメルクフォビアが喋る度に自分は大歓喜してそう。