扉絵
扉絵は、西部劇コスハッピー&シャルル。
何だろう、真島先生だとあまりしないタイプのシチュエーションだなぁと感じた。
こういうところ、毎度上田先生だからこその新鮮味あって面白い笑
全然考えた事なかったけど、西部劇コスのハッピー&シャルル可愛いですね〜。
天狼のヒエン
「天狼島」と「天狼」というファンの妄想。
自分も考えた事ありましたが、100年クエストにて実現しました。
「狼…天狼だ」と名乗るヒエンに対して「天狼島?ますます意味がわからねぇ」と返すグレイが実にそれっぽい。
「天狼」という種族がいたとして、何も「天狼島」と関連付けなくても良い気がしますがw
両方の作品読んでるファンとしてはニヤリとする。
まるで真島作品ファンみたいなリアクション。
ヒエン、実はDEADROCK本編ではそう戦闘描写が描かれるわけじゃないのでこう戦うのかとDEADROCKとしても解像度が上がりました。
同じ氷使いでもヒエンは刀で斬った部分から氷が出てくるのが特徴なのですね。
「氷の刃」と表現するに相応しい戦闘方法。
加えて「天狼流…」というフレーズもまるでDEADROCKの方ではお馴染みかのように使ってましたが、全く使っていません。思いっきり初めてです。
いわゆる「火竜の〜」だったり「魔械流」だったり、基本技の最初につく文言のようで、別にDEADROCK本編の方では使ってません。
DEADROCK読者は皆知ってるよねと言わんばかりに攻撃技を繰り出していて、こちらとの温度差に少し笑ってしまいました。
いつそんな流派を修得したんだ。
まぁ、そもそもDEADROCKの方でまださほど戦闘が描かれていないので、100年クエストの方で先出しした側面もあるのかもしれません。
そう考えると、それはそれで興味深い。
ヒエンは「天狼流」なる流派の剣術を使うのだと覚えておきたい。
ネコだって魔導士
グレイが目の前の敵が「幻」だと気づく取っ掛かりも面白いです。
「それにしても寒い…」とこの空間の温度に意識を向けるのですが、そこでグレイは「!!?いや…まて…オレがこんなに寒さを感じるのか!?」と考えます。
グレイといえば、特別な冷気耐性があり「寒い」と感じる事はまずない。
だから、この状況が本来あり得ないと気づくんです。
ここ、グレイらしい違和感の察知で面白かったですね〜。
大掛かりな幻術相手ってどこで現実じゃないと気づくかが話の肝ですけど、グレイはグレイだからこそ気付けた話になっていて面白かった!
そう思うのはグレイなら自然です。
いち早く幻だと気づいたウェンディが全員に知らせ、ハッピーとシャルルの行動によって幻を解除。
サブタイ通り珍しくエクシード達が活躍しました!
彼等だって妖精の尻尾の魔導士なので、その名に相応しい活躍を見せてくれて嬉しいです。
屋根の上から落ちてきたラージュを、先程ヒエンが使っていた技「天狼流山茶花!!!!」で撃破。
この技自体めっちゃかっこいいですし、それをグレイが使うのもクール過ぎ!!
思えば、まさにあの「天狼流」の構えはグレイの「アイスメイク」と似たポージングですし、違う漫画のキャラクターですが同じ氷使いとしてシンパシーでも感じたのでしょうか。
どの技でも良かったはずなのに、わざわざヒエンの技を使うところに何となく敬意を感じる気がします。
敵にしてやられた技で返すというのも皮肉が効いていて、かっこよかった!
ただやられるだけじゃなく、粋な仕返しをするのが妖精の尻尾らしいです。