FAIRYTAIL100YEARSQUEST第154話『ザ・コブラ』感想 | ルーメン・イストワール

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扉絵

なんと今回の話の主役はコブラ

『DEADROCK』のサイン会の時、あるファンから「100年クエストにコブラ出ないんですか?100年クエストに出てない滅竜魔導士コブラだけなんですよ!」と言われたみたいで、それがキッカケで「コブラの番外編」が生まれました。

なかなかない異例の試み…!

扉絵も主役であるコブラ&キナナ

コブキナファンを喜ばせてきますね。

自分としてもコブラはFTの地味に好きなキャラの一人なので久しぶりに見れて嬉しい。


ザ・コブラ

まずモノローグで自分語りしてる出だしから面白いww

コブラ、絶対にそんなキャラじゃない。

話を展開する為の都合として読者に自己紹介ってのが絶妙に噛み合ってなくてツボです。

一体誰に何を説明してんのよ。笑

風呂上がり(?)にパンイチ、首にタオルして毒キノコ食べてる絵面も面白くて、お前のプライベートそんなんなの!?

六魔将軍時代から魔女の罪になっても基本戦闘任務の為に行動してるみたいな印象しかなく、こんな一面があるとは思わなかった。

「コブラの日常」として見ると自然なんだけど、これも少し話の都合を感じるというか…w

何だろう、漫画の登場人物のプロフェッショナル仕事の流儀を見てるような気分と言いますか…本来絶対にこんな事しないよね!?変に映え気にしなくて良いんだよ!?みたいな気持ち。

そんで今はキナナが「婚約者」という爆弾情報。

言わずもがなかつてキュベリオスとして相棒だった存在で、その正体は人間の女性だった。

アニメオリジナル星空の鍵編で再会し、竜王祭編で再び友の声を聴き、原作最終話ではキナナに彼氏ができた事が判明していました。

「エリック」という名はコブラの本名でその時から判明しています。

この時はただの「恋人」だったけど、1年の時を経て「婚約者」にまでなった!?

という事はプロポーズしたという事ですかね?お前プロポーズとかするの!?

絶対言葉にしないタイプでしょ…そういうのめんどくせェって思ってそうな。

ナツにしてもガジルにしてもコブラにしても戦闘狂滅竜魔導士、そういうところだよ。

スティングやローグ、ラクサスだけは良いプロポーズしてくれそうですがw

キナナの説明が「たまにオレの家に来て片付けや洗濯をしてくれる」って…。それぐらい自分でやってください。家事能力、野生に置いてきたんか?


妖精の尻尾の見学

キナナとしてはコブラにも妖精の尻尾に入ってほしいようで、とはいってもコブラとしては「冗談じゃねぇ あんなギルド…」と気がのらない様子。

「そう言わずに見学だけでもしてみてよ!!みんないい人たちばかりだよ」と押され、妖精の尻尾を訪れました。

なるほど。コブラの番外編と聞いて、どう話を発展させるか想像できなかったけど、そういう展開なのね。

これによって無理なく色んなキャラを出し、愉快な絵面を作れるのか。

ちょいツッコミどころを感じなくもないですが、面白い導入。

コブラがギルドにいる面々の心の声を聞いてそれぞれツッコんでいく今回。

それぞれ子育てに対して癖の強い悩みを抱いているガジレビだったり、それぞれ会話とは別の事「お酒」「グレイ様」を考えてるカナとジュビアも面白いのですが、個人的に1番笑ったのは「今からオレに乗りかえないかなぁ」なんて低俗な事を考えてるドロイに対する「終わってんな」という感情

ドロイは昔レビィの事が好きでしたが、ガジルと良い感じになってもうだいぶ経つけど未だにそんな事考えるの!?

分からなくもないような、流石にないでしょって思うような。

見る人によってドン引きしそうなくらい"欲"に正直で笑っちゃいました。

それは確かに「終わってんな」と思う。ここまで共感できる事ないw

漢気のあるエルフマンには好印象持ってる反応も意外性あって面白いですし、ビックスローの「ヒャッハー」だけは声に出して言えよ。

もう「心の声」なのかよく分からないぐらいギャグに突き進んでますね。

もうこのへんは真島先生思いっきりふざけて描いてそうw

オチが「ウォーレン」というのも斜め上の展開…!

確かに言われてみればウォーレンは「念話」として「心の声」と会話できるんだ。

ウォーレンがここまで活躍できるシチュエーションないでしょ。

謎に強キャラ感放ってるのウケる。この二人にはどこかのタイミングで再会してもっとやり取り見たいと思いました。