あらすじ
無事ピーノを救出したシキたちだったが、ピーノの最終メンテナンスを行った人物がワイズ博士であると記録されていたことで、ピーノを巡る謎はさらに深まる。警察に追われ惑星ノーマを離脱しようと悪戦苦闘中、アクアウイングに乗り込んできたワイズ。「この船をオレにくれよ」というその腕は、エーテルギアの輝きを放っていた。
エーテルジェットオンライン
ワイズが初めてマキナ・メイカーを使ったシーン「エーテルジェットオンライン」、楽しみにしてたんだけど、期待に応えてくれたかっこいいアニメーションになってた…!
まず、「OSアップグレード エーテル炉カスタム 推進力の出力70%増加 さらにOSアップグレード」と呟いて、詳細な設定をいじっていくシーン、ワイズの顔付近に浮かんでいるようなプログラミング言語のような文字が光っていてて綺麗でした。
これは原作の時からあった演出ですが、アニメでこうやって色が付いただけで新鮮な感覚です…!
FAIRYTAILだとDAY BREAKから浮かび上がった文字なんかを思い出したな。
あんなように幻想的で、EDENSZEROだと加えてスタイリッシュなかっこよさがあって良いシーンでした。
機械が改造されていく作画も圧巻…!
ワイズのマキナ・メイカーって機械の改造をアニメーションにするとなると何気に作画コストが高そうだなーと感じていて、アニメでやるとあまりちゃんとした改造シーンにはならないんじゃないかと考えていたんです。
ですが、少なくとも今回のエーテルジェットオンラインは良い作画に仕上げてくれました。
大きなアングルから一つ一つ細かく動いていたというわけではないんですが、一つ一つ画面が切り替わって一パーツずつ動いていて感動しました。
次の瞬間には改造が完成しているのではなく、ちゃんと改造の過程をアニメーションにしてもらえた。
今回は、マキナ・メイカー初のお披露目回でもあるので力を入れてくれたのもあると思いますけど、今後のマキナ・メイカーのシーンもより一層楽しみになりました。
ピーノが「信じられません…この船を…リアルタイムで改造しています!!!」と言って、改造されていってるアクアウイングの全体図が映ったシーンも分解と改造が同時に行われているような原作から変えてシルエットを光らせる事で誤魔化したのも良い采配だったと思います。
確かに、原作をそのまま再現できるに越した事はないけどね。
どうしても予算の壁というものはあるだろうし、それをバランスよく使ってかっこいいシーンに仕上げてくれたと思います。
理屈的に考えると何で機械が改造してる瞬間に光を放つんだよというツッコミもありますが、どっちかっていうと視覚的なかっこよさが大きな魅力である真島作品らしい、真島作品だからこそむしろ似合ってるとすら思えるレベルでした。
スカルフェアリー号
シキの「海賊から船を略奪する」という大胆でユニークな発想、実に主人公らしく好きです。
外宇宙を目指す為に大きな宇宙船が必要という問題がずっと提示されてきて、それをこんな土壇場で危機を一気に好機に変えてみせた。
ポジティブ思考で物怖じしないシキだからこそできた宣言であり行動じゃないでしょうか。
アニメで見ても、ここの自然なスカルフェアリー号への突入の仕方、インパクトがあってシキの事を凄いと思えて好きなシーンだと改めて思いました。
スカルフェアリー号船内の雰囲気、アニメで見ても良い!
何か赤い腐った果実のようなものが寄生してるようなちょっとグロテスクにすら感じる不気味な内装、ホラーチックですね…!
ニーテルS4に寄生された船員にしても、本当に宇宙モノと海賊モノが融合した絶妙な雰囲気を醸し出してる。
まだまだ始まったばかりの冒険ではありますが、その景色はブルーガーデンのものともノーマのものとも全く違っていて、一気に空気感が変わっていてゾクゾクします。
こんな風に連続して新たな宇宙ファンタジーの世界観を生み出している真島先生が凄いです。
ニーテルS4戦はやっぱりシキが縦横無尽に動いて戦ってるだけで、見応えありますねー!
個人的に、今回だと原作を読んでる身としては時喰みの説明シーンなんかは特に目新たしい要素を感じる事が少なくてちょっとぼーっと見てたんですが、スカルフェリアー号と接触してニーテルS4との一悶着が始まるといつの間にかしっかりワクワクして見てる事に気づきました(笑)
原作読んでると設定の説明パートなんかは動きもなく読み味は原作に近かったので、アクションシーンの方がアニメならではの楽しさを得る事ができるんだろうなと思います。
MVPのアンケートをしてます。
良かったら、投票協力お願いします〜!スカルフェアリー号🏴☠️ ※瀬和ヒロ@umki23340
TVアニメEDENSZERO第6話『スカルフェアリー号』のMVPは? #EZ_MVP
2021年05月16日 02:20