FAIRYTAIL100YEARSQUEST第57話『生きる力』感想 | ルーメン・イストワール

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■扉絵
扉絵は、ジュビアのピン。

今回のメインで活躍したキャラのが扉絵を飾るパターンでした。

正直「生きる力」というサブタイを見た時は、あ…ゼレメイ回かなって思ってたので、扉絵見た時点ではグレジュビ回だとは全く想像ついていなかったw

頰を染めてこちらを見つめるジュビアは「生きる力」のサブタイに相応しいロマンチックさで綺麗です!


■アルドロンの魔力が少し下がる

なるほど、なるほど。ゴッドシードのアルドロンは、他のゴッドシードを撃破していく度に魔力が下がっていくのか。

メトロの様子に変化はないあたり、他のゴッドシードには影響なさそうなので、アルドロンの本体特有の現象ですかね。

それは、やっぱりゴッドシードのアルドロンが木神竜の力のほとんど掌握してるからなのかな。

54話でもアルドロンは「あの大きさの力の全てが我が元にあるのだ」と言っていて、難なく倒せたドゥームやこれから難なく倒せそうなメトロ達と違って明らかに格の違いを感じました。

他のゴッドシード四人は神の竜の力の中では案外微々たるもので、逆に言えばアルドロンのみが最難関の障害なんですかね。

正直、ドゥームやメトロ戦は楽しくはあるものの難易度はヌルく感じるので早くアルドロンの圧倒的な力を目の当たりにしたい…!


■アクエリアス×スコーピオン

ルーシィ、二つ目の星霊衣合体「アクエリアス×スコーピオン」!(前回「合成」って言ってて今回「合体」だったけど誤字かな?)

アクエリアスフォームの水着の上から纏っているスコーピオンの殻がなんかメカメカしい!!

腕や足についているスコーピオンの甲冑のようなものがまるで機械みたいなカッコ良さあってロマンありますね〜!

重々しい機械を細身の少女が着けてるというところに大きな魅力を感じる。

こう真っ直ぐにエロい衣装ではなくて、一部のファンのフェチズムを擽るような衣装って真島先生にしては珍しい気がしました。

これに対して、マカオとワカバは「ゴツエロい」という感想の概念を生み出していたけど、自分的にはエロさは感じなかったなーw

シンプルにカッコ良くて、真島先生にしては珍しい衣装が新鮮で良かったです。

砂と水の二属性魔法「アクアストーム」って、それもはや「泥」じゃ…?笑

砂+水って考えると思わずそう思っちゃったんですけど、エフェクト見た感じ「砂」が「水」のような流れを帯びて攻撃する技ですかね?

アクアストームは、ブランディッシュ戦で見せていた「アクアメトリア」を思い出したなー。

あれも「大地」という「水」とは対極にあるようなものを「波」のようにうねらす攻撃技だった。

アクエリアスにおける「水」とは、例え水がない場でも生み出せる「流れ」が専売特許なんですかね。


■グレジュビvs.メトロ

いやー、久しぶりにジュビアの物理攻撃効かないっていうチート性能痛感したなーw

もはや、ジュビアと戦う敵はまず水流の物理攻撃無効に対応できる術を用意してなくちゃいけなくなってる感あるもん(笑)

本編だとメルディの「感覚」に攻撃する魔法なんかにも当時感じた感覚だったな。

今回に関しては、敵側にとってもまた有利とする属性という点でバランスを保っていましたね。

「木に水など効くと思うかね?」って何だそのポケモン理論!!

いや、確かに「木」に「水」を与えたら成長するんだから、イコール効かないってイメージは伝わるけど、それはポケモンやってたから理解できる部分が多い気がする…!

効きにくいではなく完全に無効化してるところに、ポケモンの属性相性感を感じずにはいられませんでした( ̄▽ ̄;)

さも当たり前のように「木に水など効くと思うかね?」って言ってきて、まるでポケモンの属性理論がバトル漫画の一般常識みたいに聞こえたんだよなw

これでも、逆に言えばナツの「火」の魔法は「木」のアルドロンには大ダメージという事ですよね。

現状その節はまだ見えないけど、やっぱりアルドロン戦はナツが大きな勝利の鍵になってくるんだろうか。

現状、ナツはアルドロンにされるがままですが、攻撃が入ったならどれだけダメージ入るかが早く知りたい…!


■水は木を吸収する

「ネトラレ」とかって単語出してくるの、現代っ子っぽいなww

「ネトラレ」っていわゆる「恋人がいる状況で他の誰かに寝取られる」という事ですよね。

一応単語としては知ってるけど、特別馴染みはなくてまさか真島先生が「ネトラレ」って言葉知ってるのはビックリしました。

でも、常に少年が好きなもの・関心のあるものにアンテナ張ってそうな真島先生だから理解はできるな。

むしろ、真島先生らしい言葉選びだと思いました。

グレイとジュビアがお互い伸ばした手が無残にも引き離され、メトロの力へと吸収されてしまう展開。

シリアス調な前フリに対して、メトロの上半身からジュビアが顔を覗かせてる光景はシュールww

ジュビア吸収→グレイブチギレ展開かと思ったら、その後もギャグ色強くて笑っちゃいました笑

敵が全身使ってジュビアを拘束しているというのは、冥府の門のキースも思い出したなー。

あの時も、ジュビアの体に触手めいたものが巻きついてボディラインが強調されてエロい格好になってた。

ただ、今回はキースの時と違って簡易的に拘束しているだけというか。

エロさを前面に押し出さず、メトロとジュビアが合体したみたいな見た目だから笑ってしまったw


■ウォーターパワー吸収

「ウォーターパワー吸収!!」という掛け声も、メトロはどんなテンションで言ってるのか想像つきませんね!

敵ながら、戦隊モノのヒーローみたいなノリ感じたぞ…!

指から水のレーザーのようなものを出す「ウォーターレイ」って技、スタイリッシュで好き。

ドラゴンボールのフリーザのデスビームとかもそうだけど、コンパクトかつ鋭利な光線を人差し指と軽々と放つっていうの洒落てて良いよねぇ…。

「レイ」というのは調べてみたら「光線」という意味だそうです。

だからそのまま「ウォーターレーザー」は「水流の光線」という意味になりますかね。

意味があまりに技と直結してて良きネーミング。

今回においては、単に力を吸収されたのではなく肉体ごと吸収されたからタチ悪いよなー。

ジュビアの魔力のみを吸収されたなら、ただ単にその相手を戦闘力で乗り越えるしかないけど、目に見えるところにジュビアの体を出されると否が応でも攻撃を躊躇ってしまう。

特にグレイにとってはジュビアを攻撃しなきゃ敵を倒せない状況って、アルバレス編のインベル戦を思い出すものでしょう。

あの時、もう二度とあんな事にならない為にレインヒルでも「あいつを守れるくらいの男になって…必ずジュビアを迎えに行く」と宣言していたのに、再び同じシチュに直面してしまったのは無力感が強かったんじゃないかな。

ジュビア本人は「グレイ様…ジュビアの事は構わずに…」と言っていたけど、グレイからしたらどう足掻いてもそんな事できないでしょう。

あの時感じた無力感やジュビアの大切さは痛い程分かっていると思いますし。


■生きる力

「ジュビアはオレの生きる力だ」よく言ってくれたよ!グレーーーイッ!!

最終話では「おまえの体はオレの…もの…かも…しれねぇつーか…」と濁していましたけど、今では「ジュビアがオレの生きる力だ」と言い切れるようになったんですねー!

というか、戦闘してる今この状況だからこそ気持ち熱くなってストレートにああ言えたのもあるのかな(笑)

何にしてもインベル戦以降普段からああ思っているのも事実でしょう!

メトロからの「この娘こそが"力"なのか?」という質問に答えるのに迷いが僅かもなかったですからね。

グレジュビがまた一つ進展してくれて僕は嬉しいです。

ジュビアが沸騰するのは、ファントム編以来だww

ジュビアに対して、誰かが「熱ーーーーーーーー!!!」とリアクションしてるの懐かしすぎたよ!

ファントム編の時もグレイへの想いがトリガーになっていましたが、その意味は嫉妬と照れで全然違うものですね。

奇しくもグレイに恋に落ちた最初のエピソードを思わせる要素が入っててテンション上がりました。

木神竜編が終わったら、満を辞して恋仲へと至る関係性の変化を期待しても良いのか…?